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フサイチジャンクとほぼ同じ開門直後のウッドチップコースで、3頭併せ(直線併入)の最終追い切りを消化したジャリスコライト。藤沢和雄調教師、横山典弘騎手の共同会見が、7時前に行われた。

★ジャリスコライトについて藤沢和雄調教師
「京成杯を使った後、放牧に出していたのですが、戻ってきてからも疲れが残っていた影響で、調教のピッチをなかなか上げられませんでした。そのせいか、皐月賞の直線、思ったほど伸びなかったなと思いながら見ていました。他の馬はトライアルを使ったりして順調に来ていたけど、この馬はその点が影響してダメだったなと思います。

元々、そんなに調教を必要としない馬ではありますが、皐月賞を一度使ったことで、いい感じになっているというか、息遣いも良くなっています。今回は舞台が東京、左回りは合っていると思いますし、長い距離も良さそう、2400mは最も適した舞台だと思います。

先週は長めの追い切りを消化して、今朝はウッドチップで併せ馬を行いました。手応えも良かったし、追い切り後の気配としては満足していますし、順調に来られたので何とか頑張ってもらいたいと思います。

過去には気負って、何度か痛い目にあったので、今回はひそかに期待しています」

★ジャリスコライトについて横山典弘騎手
「皐月賞はギリギリ間に合ったという感じでしたが、その割には良く走っていると思います。どこが悪いという訳では無いのですが、気持ちが『寝てる』というか、オットリしていました。4コーナーでメイショウサムソンの後ろにとりついた時には『これは、ひょっとして』なんて夢を見たぐらいだったのですが。

あの状態であそこまで走れるのだから、一叩きされた今回、先週の時点ではまだ『ボーっとしてる』ような感じでしたが、今朝の追い切りは思いのほか動いてくれたし反応も良かったので、この感じでレースに行ければ、いい感触で臨めると思います。

皐月賞時に比べたら、ずいぶん良くなっていると思います。関東馬は一頭だけ(24日現在)ですが、その馬に乗れることだけでも光栄だと思いますし、是非ダービーで良いところを見せたいと思います」

(取材:中野雷太)


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