中山１１Ｒの牡馬クラシック第１弾、第６６回皐月賞（GI・芝２０００ｍ）は６番人気メイショウサムソン（石橋守騎手）が制した。勝ちタイムは１分５９秒９（良）。２着に１０番人気ドリームパスポート、３着に２番人気フサイチジャンクが入った。１番人気アドマイヤムーンは４着に敗れた。

予想通りステキシンスケクンがハナを切り、フサイチリシャールが２番手、フサイチジャンクは中団後方、アドマイヤムーンはその直後の後方３番手からレースを進めた。勝ったメイショウサムソンは５番手の絶好位で流れに乗った。レースが動いたのは３コーナー過ぎ、バテたステキシンスケクンを交わし、フサイチリシャールが先頭に躍り出、１７頭を引き連れて直線へ。内で懸命に粘るフサイチリシャール。しかしこれをメイショウサムソンが直線半ばで捉えて抜け出し、堂々先頭へ。最後は内から迫ったドリームパスポートを半馬身抑えてゴールに飛び込んだ。直線、最内の狭いところを割ったドリームパスポートが２着に入り、馬単２万９６７０円。４コーナー外を回したフサイチジャンク、アドマイヤムーンの２頭は、直線思ったほど伸び切れず、上位２頭から２馬身離されて完敗。３連単２７万３３１０円。フサイチリシャールは５着。

メイショウサムソンは栗東・瀬戸口厩舎所属で、父オペラハウス・母マイヴィヴィアン（母の父ダンシングブレーヴ）という血統の牡馬。通算１０戦５勝で、重賞は前走スプリングＳ（GII）に続いて２勝目。GIは初勝利となった。

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