あいにくの雨となってしまった今朝の美浦トレセン。３月に入ったものの気温も上がらず、冷え込みの厳しい中、各馬の追い切りが行われた。

新設重賞・オーシャンステークスに出走するアイルラヴァゲイン、ウッドコースで２頭併せの追い切りを消化、手塚調教師のコメントは以下の通り。

「ここ２戦も、惜しいところまではいくのですが、あと一歩足りない競馬が続いていて、非常に歯がゆい思いをしています。休み明け初戦は、脚部不安もあったし、馬場も悪かったので仕方が無いと思いますが、前走は状態も良かったので期待していました。ただ、追い切りで反抗心を出していたように、レースでも精神面の影響が出てしまったなと感じています。

ですから、ここまでの調整は、精神面に気をつけてやってきたつもりです。体調面に関しては、何も悪いところはありません。休み明け３戦目は、馬が体力的にも精神的にも、（馬が）最も楽な状態にあると思いますし、自分としては、うまく調整できたと思っています。

高松宮記念に出したいのですが、ここを勝たないと出られないでしょう。是非１着が欲しいですし、相性の良い中山ですから、頑張ってもらいたいですね」

（取材：中野雷太）

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