アグネスフローラ、死亡 [News]
2005/08/09(火) 18:23


1990年の桜花賞馬であり、ダービー馬アグネスフライト・皐月賞馬アグネスタキオンの母でもあるアグネスフローラ(18歳)が、昨日午後4時ごろ、病気のため死亡した。同馬は、6月7日にダンスインザダークの牡駒を出産後、両前足に蹄葉炎を発症したため、治療を続けてきたとのこと。

アグネスフローラは父ロイヤルスキー、母は1979年のオークス馬アグネスレディー(母の父リマンド)。長浜博之調教師が管理し、全6戦に河内洋騎手(現調教師)が騎乗した。馬主は渡辺孝男氏。
主な勝ち鞍は1990年の桜花賞(GI)、チューリップ賞(OP)。ほか同年の優駿牝馬(GI)2着などがある。同年のJRA賞最優秀4歳牝馬に輝いた。通算成績6戦5勝。

1992年から繁殖入りし、4番仔のアグネスフライト(父サンデーサイレンス)は2000年の日本ダービー(GI)など14戦4勝、アグネスタキオン(父サンデーサイレンス)は2001年の皐月賞(GI)など4戦4勝の成績を挙げるなど、2頭のクラシックホースの母となった。

●吉田照哉氏(社台ファーム代表)の話
「GI馬の娘として生まれ、そしてGI馬の母親にもなってくれました。
 渡辺孝男オーナーにとりましてはもちろんのこと、私どもにとりましても大切な宝物でございました。喪失感を言葉で言い表せません。
 これほどの馬を私どもにお預けくださいました、渡辺孝男オーナーには感謝の気持ちで一杯でございます。
 今はゆっくりと安らかに眠って欲しいと心より祈るばかりです」

●河内洋調教師(元主戦騎手)の話
「訃報を聞いてびっくりしました。競走馬としても偉大でしたが、繁殖牝馬としても皐月賞馬(アグネスタキオン)やダービー馬(アグネスフライト)を出すなど大活躍で、さらに今年はタキオンの仔たちまでもが良く走っているところを見ていると、フローラに関わることができて本当に幸せだったなと思います。ご冥福をお祈りします」

●長浜博之調教師の話
「調教師を開業して2年目にGIを取らせてくれた馬で、フローラに対する思い入れは計り知れません。18歳ということで、少し早い気もしますが、アグネスフライトやアグネスタキオンといった名馬を生んで、母親としても本当に立派だったと思います」


(JRA報道室発表による)