東京１１Ｒの第１０回ＮＨＫマイルカップ（３歳ＧＩ・芝１６００ｍ）は、単勝２番人気のラインクラフト（福永祐一騎手）が先行策から直線で抜け出し快勝、桜花賞に続きＧＩ２連勝を達成した。勝ちタイム１分３３秒６。

序盤は１６番人気エイシンヴァイデンが先導する展開。ラインクラフトは先団の最内を追走し、やや遅れて１０番人気デアリングハートがこれを追走。１番人気ペールギュントは中団の最内、３番人気マイネルハーティーは後方でレースを進めた。直線に向くとラインクラフトは最内を突いて先頭へ。ゴール前でデアリングハートが迫ったものの、セーフティーリードを保ったまま先着を果たしている。３着には４番人気アイルラヴァゲインが入線。ペールギュントは追い込み及ばず４着、マイネルハーティーは直線で伸びを欠き１２着に敗れた。

ラインクラフトは栗東・瀬戸口勉厩舎の３歳牝馬で、父エンドスウィープ、母マストビーラヴド（母の父サンデーサイレンス）。フィリーズレビュー、桜花賞に続く３連勝で通算成績を６戦５勝とした。

---