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阪神11Rの桜花賞トライアル(3着までに優先出走権)、第39回フィリーズレビュー(GII・芝1400m)は1番人気ラインクラフト(福永祐一騎手)が人気に応えて優勝した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。2着に7番人気デアリングハート、3着に3番人気エアメサイアが入った。

道中中団後方に控えたラインクラフトが直線鮮やかな末脚を見せた。道中インの4〜5番手から直線も内を抜けたデアリングハートに、中団からスムースに進出したエアメサイア、さらにその外につけたディアデラノビアの2頭が併せ馬のような形で激しい追い比べを展開。そして3頭が並ぶように競り合ったゴール寸前、外から猛然とラインクラフトが襲い掛かり、形勢を逆転した。アタマ差2着にデアリングハート、さらにクビ差遅れてエアメサイアが3着に入り、上記3頭が桜花賞切符を手にした。7着に敗れた前走チューリップ賞から異例の連闘策に打って出たディアデラノビアは直線の追い比べで競り負け(3着エアメサイアにクビ差4着)、桜花賞出走は絶望的になった。

ラインクラフトは栗東・瀬戸口勉厩舎所属で、父エンドスウィープ・母マストビーラヴド(母の父サンデーサイレンス)という血統。通算4戦3勝で、重賞は04年ファンタジーS(GIII)に続いて2勝目。


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