桜花賞等ＧＩを３勝し活躍したテイエムオーシャン（牝５歳・西浦勝一厩舎）が１２月４日付けで競走馬登録を抹消した。今後はテイエムオーシャンの生産牧場（川越敏樹氏）で繁殖馬となる予定。

テイエムオーシャンは、２０００年８月に札幌でデビュー。連勝して挑んだ札幌３歳Ｓ（当時）はジャングルポケット以下に遅れを取り３着に敗れたが、その後、牝馬相手に連勝を重ね、阪神３歳牝馬Ｓ（当時）と桜花賞を制した。オークスで３着に敗れた後、夏休みを取り、ぶっつけで臨んだ秋華賞を勝ち、３つ目のビッグタイトルを獲得した。４歳以降も牡馬相手に善戦、札幌記念ではトウカイポイント以下に圧勝した。その後の天皇賞（秋）では１番人気に支持された事もあった（１３着）。クイーンＳ３着が最後のレースだった。
通算成績１８戦７勝。獲得賞金４億７２２５万７０００円（付加賞含む）。

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