【JBC2歳優駿】(門別)地元ラッキードリームが抜け出し、交流重賞初制覇 [News] [News]
2020/11/03(火) 19:52

昨年まで「北海道2歳優駿」として実施されてきたが、JBC20周年の節目となる今年「JBC2歳優駿」として新設され、門別競馬場(晴・不良)で行われた。JRAから5頭、大井から1頭、地元北海道から8頭の14頭が出走した。レースは4枠の2頭5番カズカポレイ、6番ルーチェドーロが逃げ、淀みのない流れとなった。各馬が早めにスパートする中、地元北海道の8番ラッキードリームが中団追走から直線抜け出し、勝利した。後方を追走していた11番トランセンデンス(北海道)が追い込みクビ差の2着と迫った。地元北海道のワンツーで、1馬身差の3着に13番レイニーデイ(JRA)が入り、クビ差の4着に12番ブライトフラッグ(北海道)が続いた。1番人気の9番タイセイアゲイン(JRA)は13着、2番人気の6番ルーチェドーロ(JRA)は10着に敗れた。上位3頭は、6番人気、13番人気、4番人気の決着で大波乱となった。
勝ったラッキードリームは、父シニスターミニスター、母サクラスリール(母の父ファンタスティックライト)という血統の牡2歳鹿毛馬。北海道・林和弘厩舎の管理馬。通算成績は6戦4勝。交流重賞は初制覇。勝利騎手は石川倭。

【JBCクラシック】(大井)クリソベリル、文句なしの国内8戦8勝 [News] [News]
2020/11/03(火) 19:43

3日(火・祝)の大井競馬場(曇・稍重)で行われた第20回JBCクラシック(JpnI・ダート2000m)は、3番手を追走していた1番人気のクリソベリル(川田将雅騎手騎乗)が他馬を寄せ付けず2馬身半差の完勝を飾り、国内では無敗の8連勝を達成した。勝ちタイムは2分02秒5。

2着には2番人気オメガパフューム(JRA)、3着には3番人気チュウワウィザード(JRA)が入り、人気順通りの決着となった。4着には9番人気ミューチャリー(船橋)が入って地方馬最先着、5着は5番人気ダノンファラオ(JRA)だった。

勝ったクリソベリルは父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ(その父エルコンドルパサー)という血統の4歳牡馬で、JRA栗東・音無秀孝調教師の管理馬。通算成績は9戦8勝(うちJRA3戦3勝、海外1戦0勝)、重賞はJRA・地方交流合わせて6勝目となった。

<レース後関係者のコメント>

1着 クリソベリル(川田将雅騎手)
「無事にこの馬らしい結果を得ることができて、ホッとしています。返し馬で何も問題なく競馬に向かえる、という感覚が得られましたし、実際の走りもそれ通りでした。前半からちょっと力みながらではありましたが、何とか我慢してくれて、その分良いリズムで走って来られて、直線の手応えも抜群に残っていましたし、安心して乗ることができました。多少体がしっかりしたと思うので、少しずつ成長している最中だなと改めて感じています。今年の秋はここを始動戦として、次にまた目指すところがあるので、無事にそこに向かえる事を願っています。少しずつお客さんの数が増えている中でJBCを迎える事ができて、大井で行われた3レース、門別で行われたレースを含めて、とても良いレースだったのではないかなと思います。地方馬も勝って、JRAの馬も頑張りましたし、また来年も良いJBCになることを願っています」

1着 クリソベリル (音無秀孝調教師)
「負けなかったので嬉しいです。馬は慣れているのでいつもと変わりなかったです。順調に追い切りを消化して良い状態でしたし、(結果も)そういうふうになるだろうと思っていました。スタートが決まったのが良かったです。前に2頭が行って、それらを見ながら、いつもより前で競馬していました。我慢して、最後に脚を残していました。ハンデ戦ではなく斤量は他と同じですから、GI馬らしい走りをしてくれました。オーナーとはまだ話し合いができていませんが、目標はチャンピオンズカップで、そこで一息入れて、年内はここまでになると思います。来年はサウジカップに行くかどうかですが、まだまだ成長途上の馬ですし、海外でサウジカップのリベンジをしたいです」

2着 オメガパフューム(ミルコ・デムーロ騎手)
「残念です。クリソベリルはバケモノです。どうしても負けてしまいます。私の馬も真面目で、仕事が分かっています。仕上がっていて良い状態でバッチリでした。スタートはよく出ていますし、良い所に行きました。流れも速くもなく遅くもなく良かったです。直線に向いて手前を替えて、すごく良い脚を使ってくれました。しかし、相手が強かったです」

3着 チュウワウィザード(クリストフ・ルメール騎手)
「ずっと良い感じでした。3、4コーナーからペースアップしていきましたが、1、2着馬が強すぎました。それでもよく頑張って、結果を出してくれました」

7着 ロードレガリス(武豊騎手)
「スタートが遅かったです。道中も進んで行きません。時々こういうことがあります。悪いパターンでしたね」

9着 サウンドトゥルー(森泰斗騎手)
「馬は結構頑張っていると思います。雨が降って前残りの馬場でした。また体調を立て直して頑張りたいですね」

(取材:米田元気)

【JBCスプリント】(大井)地元のサブノジュニアが快勝 [News] [News]
2020/11/03(火) 19:04

大井競馬場で3日(曇・やや重)、第20回JBCスプリント(JpnI・1200m)が行われ、中団後方で運んだ8番人気のサブノジュニア(大井)が直線で外から鮮やかに差し切り、父サウスヴィグラスに続いて親子二代でのJBCスプリント制覇を達成した。勝ちタイムは1分10秒7。

1馬身3/4差の2着に好位で運んだ7番人気のマテラスカイ(JRA)、さらに3/4馬身差の3着に後方から追い込んだ3番人気のブルドッグボス(浦和)が入った。4着に初ダートだったモズスーパーフレア(JRA)、5着にキャンドルグラス(船橋)が入り、2番人気だった藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキングは6着、1番人気のジャスティンは8着だった。

勝ったサブノジュニアは父サウスヴィグラス、母サブノイナズマ(その父カコイーシーズ)という血統の6歳牡馬で、大井・堀千亜樹調教師の管理馬。通算成績は36戦12勝、ダートグレード競走初制覇をJBCスプリントで飾った。騎乗した矢野貴之騎手も交流JpnI競走は嬉しい初制覇となった。

1着 サブノジュニア
(矢野貴之騎手)
「本当に信じられないです。出走しているからにはもう狙っていたので、ここ地元大井で勝てたことを非常に嬉しく感じます。ここ2戦は、スタートで少しもたつくようなところがあって、そこを注意しながら、良い位置で進められたらと思っていました。(直線は)少し窮屈だったのですが、前が開いてくれたら確実に伸びてくれるなと思っていたのですが、まさかあそこまで突き抜けるとは思いませんでした。今非常に充実期を迎えていると思います。元々力のある馬ですが、精神的な強さが目立っていると思います。今日はご来場ありがとうございます。まだまだ全員が競馬場に入れるわけではありませんが、地元大井の馬で活躍できたことは非常に嬉しく思っていますし、ファンの皆様のおかげで競馬ができているのもありがたく思っています。これからも頑張りますので、応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」

(堀千亜樹調教師)
「早くからJBCを目標に来ていましたから、本当に感無量です。思ったよりもポジションを取れましたし、早く先頭に立つと気を抜くところがある馬ですが、今日はそんな面を出さず、最後までしっかり走り切ってくれました。(大井)生え抜きの馬が本当によく頑張ってくれました。ぜひ今後も、応援をよろしくお願いします」

2着 マテラスカイ(武豊騎手)
「惜しかったですね。向正面でちょっと外からプレッシャーをかけられる形になりました。もう少しゆっくり3コーナーに入りたかったのですが...。でも、力のある所は見せてくれました」

3着 ブルドッグボス(御神本訓史騎手)
「スタートで躓いてしまいました。あの状況ではどうにもならないです。スタートがまともなら、勝っていたレースでした」

4着 モズスーパーフレア(松若風馬騎手)
「雰囲気は凄く良かったですし、ナイターでもいつも通りでした。ただ、ゲートでトモを滑らせてしまいました。そこだけは気をつけていたのですが...。それでも二の脚でカバーしてくれましたし、ダートの走りも良かったです。スタートを決めて抜け出してくることが出来ていれば、結果は違っていたかも知れません」

5着 キャンドルグラス(ミルコ・デムーロ騎手)
「凄く真面目な馬です。スタートもポンと1馬身前へ出ました。ただ、エンジンがかかるのに時間がかかって、前の馬が下がってきた所で進路がなくなったのが勿体なかったです。手前を替えず、直線は少しジリジリとした伸びになっていました」

6着 コパノキッキング(藤田菜七子騎手)
「今日はゲートをしっかり出ましたが、砂を被って嫌がる仕草を見せていて、追走が忙しくなってしまいました。前走よりも凄く落ち着いていて、返し馬も楽だったので良いな、と思いましたが...。最後も前走ほどの感じではありませんでした」

8着 ジャスティン(戸崎圭太騎手)
「まだ揉まれる競馬が板についていなかったことが、敗因になってしまったのかなと思います。前走より雰囲気は良かったのですが...。」

(取材:大関隼)

【JBCレディスクラシック】(大井)ファッショニスタが競り勝ち、JpnI初制覇 [News] [News]
2020/11/03(火) 18:18

3日(火・祝)に大井競馬場(曇・稍重)で行われた第10回JBCレディスクラシック(JpnI・ダート1800m)は、2番人気のファッショニスタ(北村友一騎手騎乗)が2番手追走から直線の追い比べを制した。勝ちタイムは1分51秒1。アタマ差で3番人気のマドラスチェック(JRA)が続き、断然人気のマルシュロレーヌ(JRA)は2着から3馬身差の3着だった。さらに1馬身1/4差の4着に7番人気ダノンレジーナ(浦和)が入って地方所属馬最先着だった。

勝ったファッショニスタは父ストリートセンス、母アクアリスト(母の父 Coronado’s Quest)という血統の6歳牝馬で、JRA栗東・安田隆行調教師の管理馬。通算成績は22戦8勝(うち地方6戦3勝)、JBCレディスクラシックは一昨年、昨年と2年続けて3着で、3度目の挑戦で交流JpnI競走初制覇となった。

1着 ファッショニスタ 北村友一騎手
「馬が頑張ってくれて、最後まで交わさせない闘志を見せてくれたのが嬉しいです。(一昨年、昨年と2年連続3着で)今日勝てて、本当に良かったと思います。調教から良い状態だなと思っていましたし、返し馬でも良い雰囲気でした。特に作戦は無く、気分を害さないようなレースが出来ればと思っていましたが、リラックスして走れていましたし、ブリンカーの効果もあってか、集中して走れていたと思います。(3コーナーから4コーナーの)手応えが正直良くなくて、少し嫌気が差しているのかなという感じはありました。ただ、直線で2着馬が内から来た時にもう一度馬が頑張ってくれて、最後まで良い脚を長く使ってくれました」

2着 マドラスチェック 森泰斗騎手
「悔しいです。内枠でも砂を被らず完璧に捌けたのですが...」

3着 マルシュロレーヌ 川田将雅騎手
「直線に向いて手応え良く、あとは前の馬を捉えるだけでしたが、伸びきれませんでした」

4着 ダノンレジーナ 本橋孝太騎手
「絶好の位置が取れて、思っていた以上に折り合えました。対応はしてくれていますが、距離は少し長かったです」

5着 レーヌブランシュ 松山弘平騎手
「枠は良かったですが、ゲートをうまく出ることができませんでした。もう少し前のポジションにつけたかったです。最後は伸びて頑張ってくれましたが、展開的にも厳しかったです」

(取材:小屋敷彰吾)

岡部幸雄元騎手と中村均元調教師に旭日小綬章 [News] [News]
2020/11/03(火) 12:16

令和2年秋の叙勲において、岡部幸雄元騎手と中村均元調教師に旭日小綬章が授与されることが発表された。

旭日小綬章の受章者
岡部幸雄氏【72歳、元日本騎手クラブ会長】
中村均氏【72歳、元(社)日本調教師会会長】

功労の概要:畜産業振興功労

2人の受章者のコメントは以下の通り。
【岡部幸雄氏】
「このたびの秋の叙勲において、旭日小綬章を受章することとなり、大変光栄に関しております。連絡を頂いた当初は、正直、叙勲の栄に浴することに戸惑いもありましたが、競馬は人馬一体であり、さらに馬に関わる多くの人々の支えがあって成し得ることが出来ることだと考えると、これは私個人に与えられた栄誉であるとは到底考えられず、特に先日の菊花賞で無敗の三冠を達成したコントレイルと同じく無敗の三冠馬であり、私を育ててくれたシンボリルドルフをはじめとした多くの馬たちや、関係者にこそ与えられるものであると考え、お受けすることといたしました。これからも、このたびの受章を励みに、競馬発展のために少しでもお役に立てるよう、微力ながら尽くしてまいる所存です。」

【中村均氏】
「このたびの秋の叙勲において、旭日小綬章を受章することとなり、大変な名誉であり、また光栄に感じております。調教師として大きな実績や功績を挙げた訳でもないのに、このような名誉ある章をいただくことが出来、大変感謝しております。今回、このような栄誉に浴することが出来たのも、これまで多くの方々に支えられ、また協力を得られたおかげであり、あらためて競馬関係者はじめ、全ての皆様に感謝するとともに、喜びを分かち合いたいと思います。昨年、現役からは引退しましたが、これからも、いただいた勲章に恥じぬよう、競馬発展のため、側面から貢献していければと考えております。」

(JRA発表)