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11月22日(日)に阪神競馬場で行われる第37回マイルチャンピオンシップ(GI)に出走予定のサリオス(牡3歳、美浦・堀厩舎)について、堀宣行調教師のコメントは以下の通り。

(まずは中5週の中間の様子を教えてください)
「レース後から在厩調整をしています。疲れが取れるのが通常より1週間ほどかかりました。具体的には体のこなしが硬い部分があり、それが柔らかく戻ってくるまでに1週間ぐらい通常よりも余分にかかっている印象です。先週木曜日に2週前追い切りを行う前の水曜日の夕方に軽い疝痛があって、その辺が少しレース後としては順調ではない部分がありましたが、それから整ってきているという状態です」

(今朝の追い切りはウッドチップコースで行われましたが、狙いを教えてください)
「一番の狙いは、ジョッキーに馬の感触を確かめてもらうということで、もう一つは普段取り組んでいる馬の課題に対してのアプローチと、先週の1週前追い切りで息遣いがまだ悪かったので今週は、当該週としては少し強めの追い切りをする予定でした」

(動きの評価のほどはいかがでしょう?)
「強めの追い切りをする予定ではありましたが、それにしても少し強い追い切りになってしまったかなという印象で、この後しっかり疲れをとるように心がけて調整していきたいと思っています」

(前走の毎日王冠は快勝でしたが、ここで改めて振り返ってください。)
「ハイペースの中、距離をしっかりとこなしてくれたというのが一番の収穫というか、そこが最も確認したかった点です。ルメール騎手が基本的なことを非常に丁寧に馬に対して行ってくれて、それが結果に結びついた点としては大きかったなと思います」

(前走後は香港への遠征を含めて、色々なレースの選択肢があったかと思いますが、マイルチャンピオンシップを選択した理由や経緯について教えてください)
「まずは能力を出せることができる態勢になっているかという点が一番大事で、その見極めについては中間に色々ありましたので決定までに少し時間がかかりましたが、ここが元々力を出せる舞台ですし、参戦を決めました。前走後は、マイルチャンピオンシップ、もしくはマイルチャンピオンシップに向かわずに直接香港、あるいはマイルチャンピオンシップと香港の両方狙うという、この3つの選択択がありましたが、直接香港へ向かうほど状態が悪いわけではないので、マイルチャンピオンシップへ向けて調整し始めました」

(阪神芝1600mへの舞台適性はどうでしょうか?)
「勝敗を分けるような細かいファクターは現状ではわからないことが多いですが、この馬にとって右回りに変わるということは、すごく大きなアドバンテージだと思っています」

(デムーロ騎手とは初コンビになりますが、どんなレースを期待したいですか?)
「今日も乗ってもらいましたが、この馬の特性を生かして自信を持って乗ってもらえればと思います」

(ファンの方へ向けてメッセージをお願いします)
「サリオスはここまでなるべくいい状態で競馬に使えるように心がけてきて、今後も心がけていこうと思っています。良いメンバーが揃いましたし、良い競馬をお見せできればと思います」

(取材:小屋敷彰吾)

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