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12月1日(日)に中京競馬場で行われる第20回チャンピオンズカップ(GI)に登録しているオメガパフューム(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)について、安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

(レースを控える今の気持ちは?)
「去年から一年経って、経験も積んできました。精神面もこちらが求めている以上の大人っぷりを見せてくれています。そういう経験を生かして、去年の競馬内容を補えるような走りをお見せできたらと思います」

(中間の仕上がり具合について)
「いつもレース後はある程度ダメージがありまして、それをケアしてから競馬に向けて集中力を高めていくルーティーンがありました。前走の浦和が終わってから今までにないくらい疲労がなかったので、その分負荷はかけられるという利点はありました。その負荷をかけたことによって馬が競馬に向けての集中力の高め方のタイミングが狂わないかというのをすごく配慮して調整してきました。先週の追い切りではしっかり負荷をかけられましたし、かといってそこまで競馬に向けてのいつもの集中力ではなく、ある程度のヤンチャぶりも見せていました。今週の追い切りで競馬だと感づいてくれるのではないかと思っています」

(最終追い切りのポイントは?)
「ある程度馬のコンディションは整っていますので、走りの行儀の悪さを見せないように、その確認と、あとは追い切りが終わって以降の集中力を高められるような、多少メリハリを効かせた追い切りをしたいと思っています」

(今回のレースに向けて)
「前走の競馬でもまだ左回りがどうこうと言われますかね?私としては左回りに苦手意識はありませんし、前走の前もいろいろと小回り、左回りと不安視されるところはありましたが、前走の競馬内容を見て本当にこちらが思い描いている感触通りの競馬はしてくれました。中京の左回りということにそこまで課題としては考えていません。
やはり枠とかは重要になってきます。去年のように外々を回ってしまう展開だと、やはり着順にも影響があります。より体力的なロスがない中でのインコースでの競馬ができる枠、並びが欲しいです。
もうこのクラスになったら相手関係がどうこうというよりも万全の状態で送り出すことしか考えていないです。
誰が乗ってもやることは変わらないのですが、どういう競馬をしてくれるのかというファン目線の意識はもちろんあります。パフュームとレースを目指していく中ではやることは、ジョッキーが誰が乗っても一緒です。
当日、レースに送り出すまでの我々の管理ももちろん重要なのですが、出てから能力を引き出すための運と、それを導いてくれるジョッキーの技術など全てが噛み合わないと1着は伴わないかなとは考えています。
(勝てば父の安田隆行調教師と親子制覇)意識したことはないのですが、今それを聞いて、一緒になればいいなと思います。
何とかパフュームをJRAのGI馬にしてあげたいなという気持ちは強いです。当日までしっかり能力を発揮できるように管理してまいります。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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