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6月9日(日)に東京競馬場で行われる第36回エプソムカップ(GIII)に登録しているダノンキングダム(牡5、栗東・安田隆行厩舎)について、追い切り後の安田隆行調教師のコメントは以下の通り。

(前走の府中S1着を振り返って)
「ここ最近は先行して、逃げていつも交わされるという惜しい競馬が続いていました。前走は中団からどこで伸びるのかなという感じで見ていたのですが、直線に向いてジョッキーの手応えがすごく楽に見えたのです。直線半ばでスッと先頭に立ってそのまま押し切って、前走の競馬は強いなと思いました。
メンバーも良かったと思いますが、内容がすごく良かったです。
レース展開に幅は出たなという感触はありました。
あれは川田騎手の判断でした。川田騎手に思うように行ってほしいという指示をしただけで、上手くリードしてくれました」

(最終追い切りを振り返って)
「今週は東京への輸送もあるので、安田厩舎の調教スタイルで54~55秒で抑えておこうということで、良い調教ができました」

(今回のレースに向けて)
「この馬は当日に行った競馬場ですごく焦れ込むのです。一泊すると馬自身がすごく落ち着くので、できるだけ遠くで使っていたのです。それがたまたま東京という形になりました。
中山でも使っていますが、一泊するなら広い東京コースがこの馬には合っているのではないかと思います。
ここに来てグッと馬が逞しくなってきました。
新馬勝ちはしているのですが、何かまだ非力な感じが前に出て、強さというアピールがありませんでした。
精神面でもすごくしっかりしてきました。
中間はエプソムカップを目標にしたのですが、何せ今回(古馬になって)オープンが初めてなので、キングダムでどれだけ行けるかなというのは心配なところです。前走同様良い状態をキープしているので、何とか良い形で結果を出してほしいです」

(取材:米田元気)

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