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6月10日(日)に東京競馬場で行われる第35回エプソムカップ(GIII)に登録しているエアアンセム(牡7、栗東・吉村圭司厩舎)について、追い切り後の吉村圭司調教師のコメントは以下の通り。

(前走の都大路S2着を振り返って)
「昇級初戦で、時計が出やすい馬場だったので、どうかなという思いはありました。よく走ってくれましたので、内容的には満足しています。
一瞬やったかなとは思いましたが、勝ち馬の決め手が上でした」

(前走後の調整について)
「時計的に速い馬場でしたが、大きな反動はなかったので、異常なく乗り出せました。
軽いものではありましたが、左前脚に屈腱炎を発症したこともありますし、慎重に使っていました。その辺で間隔的には開くことが多かった馬なのですが、脚元はずっと落ち着いていますし、異常ないことを確認して順調に来ています。
本当はある程度の間隔で使っていきたいという時期があったのは事実なので、むしろ(中3週は)良いと思っています。
以前からそうですが、坂路主体でずっと調教を進めていた馬です。今回もパターンなどは変えず、坂路でしっかり乗り込めています」

(最終追い切りを振り返って)
「先週も時計を出していますし、その後の様子などでジョッキーに乗ってもらうか判断しようと思っていました。やはり重賞ということもありますし、終いだけ確認してもらう目的でジョッキーに乗ってもらいました。
"変わりなく順調そうです"とジョッキーも言ってくれていました。手のかからない馬なので、調教に関してはすごく真面目な方です。問題なく来ています」

(今回のレースに向けて)
「関東圏は、東京は久々とまではいきませんが、中山の方が多かったです。中山で惜しい競馬が続いていたので、その辺は狙って使っていた時期もありました。東京も合わないコースではないので、全く気にしていません。
元々、途中で転厩したという経緯もあって、2歳、3歳の時は分からない状況ではありました。若い頃にうちに来た時は、結構焦れ込みが激しい一面もあったのです。その辺が年齢を重ねて競馬を経験するようになって、落ち着いてきたというのはあります。
どちらかと言うとまだまだ若すぎるぐらいの気持ちがあります。体の方も逞しくなって、充実してきた感じはあります。
7歳といっても数をあまり使えていませんし、まだまだ元気です。
前走は昇級初戦で2着で、結果は勝ち切れませんでしたが、今回は重賞となるのでまたメンバーが違ってきます。上手くはいかない部分はあるかもしれませんが、馬は具合が良さそうなので、応援して下さい。お願いします」

(取材:米田元気)

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