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6月10日(日)に東京競馬場で行われる第35回エプソムカップ(GIII)に登録しているグリュイエール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(前走の府中S1着を振り返って)
「本当に期待していた馬です。屈腱炎を発症して2年ぶりでしたが、間違いなく潜在能力があって走るだろうという思いでオーナーが辛抱強く待ってくれたおかげで、その期待に応えたい思って、しっかり仕上げました。
北海道のノーザンファーム空港牧場でしっかりケアしてくれて、それなりの訓練をして、こちらに連れてきてもらっていました。これはミスできないという思いでした。たくさんの人が協力してくれた実績がありますので、体重が増える云々よりもしっかり絞って、ここで本当に勝つんだという思いで仕上げました。
牧場とも相談して、本当は1年半ぐらいで予定を立てていたのですが、ここまで来たのですから、オーナーに了解を得て、もう半年しっかりケアをするというところで、2年間を費やしました」

(前走後の調整について)
「2200mの日本レコードを持っている馬ですので、しっかり走ってくれるだろうという期待はしていました。後のことはさすがにどうなるんだろうという不安もありました。現在、ここへ使うという意味では、思ったより負担はなかったと思います」

(調教過程を振り返って)
「順調に来ています。しかし、精神的にしっかり走っていますので、その辺は少し掴みづらいところはあります。
今日は脚元もあるので、坂路で単走で、福永騎手にしっかり乗ってもらいました。
やはり1回使っていますので、乗りやすいですし、息もしっかり出来上がっていますので、前走よりも今回の方が馬としては良いですよね」

(今回のレースに向けて)
「条件は揃っているのですが、グリュイエールが無事にしっかりと走ってもらうことだけを願いながら仕上げています。何か一押しはほしいですけどね」

(取材:米田元気)

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