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11月26日(日)に東京競馬場で行われる第37回ジャパンカップ(GI)に登録しているキタサンブラック(牡5、栗東・清水久詞厩舎)について、追い切り後の清水久詞調教師のコメントは以下の通り。

(前走の天皇賞・秋1着を振り返って)
「本当に強い内容だったと思います。
まさかあのような形になるとは思わなかったので、ヒヤッとしました。すぐに私も気持ちを切り替えることができましたので、比較的冷静には見ていられました。
もともと駐立はソワソワするところがありましたが、それでもしっかりと出て、二の脚も速かったので、心配はしていませんでした。気持ちが入りすぎていたのか、タイミングが合わなかったですね。たまにはこういう事もありますよ。
後ろからの競馬になったのですが、しっかりと気持ち良さそうに折り合っていました。良い感じで運べているなと思いました。
あっという間にあそこ(先頭)にいましたので、ビックリしました。抜け出してから、並びかけられるとまた伸びるというような良い根性をしています。ある程度安心して見ていられました。
(最後は)ブラックなら凌いでくれると思っていました」

(前走後の調整について)
「お陰様で、特に痛めたところもなく、毛ヅヤも全く落ちませんでしたし、普通に疲れを取ってあげました。休み明け一走使ったという上積みもありますので、慌てず立ち上げていくこともなかったです。本当にこの中間は順調に来ました」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)しっかりと負荷をかけたかったので、思った通りの追い切りができたと思います。
無事に最終追い切りを終えたので、ひと安心ですね。
内容も良かったと思いますし、良い評価は出してあげられると思います。馬もすごく落ち着いていました」

(今回のレースに向けて)
「(去年は)枠順が内でしたし、スタートも決めて、特に主張して行ったわけではなかったです。馬のスピードに任せてあのような形になっただけだと思います。良いペース配分で最高の騎乗だったと思います。
東京2400mも輸送も全てにおいて不安はないですね。
(レース運びは)そこはジョッキーが考えてくれていると思います。
3歳勢が出てきていますが、いつものように相手関係は考えず、良い状態に仕上げることだけに集中したいです。
自分の競馬ができるようにしっかりと仕上げるというところです。
もちろん(プレッシャーは)ありますが、ブラックに限っては心配事がないですし、故障のリスクも本当にありません。以前ほどのプレッシャーは感じずに、残り短い間ですので、あの馬といられる時間を楽しみたいです。
秋初戦を良い形で結果を出せました。非常にファンの多い馬ですし、3歳勢も出てきますが、連覇に向けて良い状態で当日を迎えたいと思います」

(取材:米田元気)

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