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12月4日(日)に中京競馬場で行われる第17回チャンピオンズカップ(GI)に出走予定のサウンドトゥルー(牡5、美浦・高木登厩舎)について、追い切り後の高木登調教師、大野拓弥騎手のコメントは以下の通り。

●高木登調教師

・追い切りは
ここ2戦を使って、馬の状態も上がっていて、先週も負荷をかけていますから、今日は確認のためにジョッキーに乗ってもらってサラッとやりました。

・前走を振り返って
2100mに距離が延びて、追走は楽になるだろうと思っていました。その通りに3コーナーではいい手応えだったのですが、コーナーがきついのか追いかけにくそうにしていました。ですが、直線では脚を使っていますので、内容は満足しています。

・中間は
去年と同等で、使った後は身体が硬くなるところがあるので、そのあたりに気をつけていました。ここまで反動も硬さもなく来ています。先週はしっかりと時計を出して、順調です。

・今回のポイントは
去年もそうですが、ゲートでどうしても遅れてしまって、1コーナーで離れた後方になってしまいます。去年は一か八か、詰まってもいいから内に突っ込んでくれ、と大野騎手にいったのですが、内に進路がなく、外に持ち出すのが自分が余計なことを言ったせいか遅れてしまいました。今年はジョッキーに任せようと思っています。

・戦法は
中央のこのメンバーだと置かれてしまいますし、流れが鍵になると思います。なるべく前に引っ張ってもらって、4コーナー手前から上がっていければと思います。直線も長いですし、脚を余したように感じた去年以上の結果を望んでいます。

・ひとこと
非常に状態は上がってきています。GIタイトルを中央でも獲りたいと思っています。応援よろしくお願いします。

●大野拓弥騎手

・追い切りは
順調にこなしてくれて、いい動きでした。バランスが良かったです。

・この1年の変化は
細かいところは時期ごとに少し変化はありますが、状態はいい意味でキープしてくれてると思います。

・今回のポイントは
後ろから行く馬なので、展開に左右されたりしますが、いい誘導が出来ればと思います。

・JRAのタイトルへの思いは
中央のダートGIは2つだけですし、勝てたらいいな、と思います。

・高木調教師からの指示は
特にないです。攻め馬の後に「調子はどう?」という話をしたくらいです。

・ひとこと
馬自体は順調に来ていますし、前走で手応えを掴んでいます。勝てるように頑張ります。応援、よろしくお願いします。


(取材:山本直)

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