21日（祝・土）中山競馬場で行われるフラワーカップ（GIII）に出走予定のノットフォーマル（牝３　美浦・中野栄治厩舎）について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○ノットフォーマルについて黛弘人騎手

「前走はスタートが決まり、前に行こうという気持ちもあったので、少し主張していったら他に行く馬もおらずに自然とハナに立つ形になりました。最後はこの馬の勝負根性に助けてもらいました。前走の1週前に追い切りに乗せていただいていたのですが、そのときに馬がずいぶん良くなったと感じました。

今回は3週続けて追い切りに乗りました。併せ馬で、時計は70秒－40秒くらいでとの指示でした。感触は良かったですよ。時計もちょうどいいですし、リズムもよかったです。調教に入るときに他の馬が周りにたくさんいたのですが、そういう状況でもしっかり我慢できていました。先週の時点でかなり調教の感じがよかったので、それを維持しています。

今回はコーナー4つのコース、前回とはコースの形態が違いますから、そこはいろいろと考えています。この馬の一番のセールスポイントは勝負根性、牝馬にありがちなイレこみすぎるところがないのもいいところです。一戦一戦、僕自身も勝負なので、がんばります」

（取材：小塚歩）