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6月12日(日)に東京競馬場で行われるエプソムC(GIII)に出走予定のジャスティンカフェ(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

「前々走の小豆島特別ではしっかり我慢ができて、納得した中でゴールに向けて良い脚が使えた経験ができて、(前走の湘南Sでは)頭数が増えても、しっかりあの子なりにリズムを乱すことなく走れて、最後もその効果があって脚が使えたと見ています。

中間は厩舎に在厩させて、エプソムCを目標に進めてきました。去年暮れに使った後、在厩調整で挑んだ今年の初戦と比べて、良い意味でガス抜きができていて、非常に穏やかな雰囲気で過ごせています。一度使っているので、レースに必要な体力の強化は求めていませんし、強い負荷を与えてレースに行ってエキサイトしないために、(今朝は)馬の後ろでゴールして、解放させないような調教でした。(ゴール前でも手綱を引いたのは)前が加速すると追いかけようとするので、まだ行ったらダメだよ、と教える意味でのアクションでした。

(距離を延ばすのは)将来的に選択肢を広げるため、ここ2走は我慢ができていますので、挑戦には適した機会だと思っています。

相手を意識して競馬をするよりも、この馬のリズムをいかに乱さないか、ということが重要になってきます。私は頭数については意識していませんし、ジョッキーとも話し合ってレースを組み立てると思います。

前走で準オープンを勝ち、昇級戦で重賞挑戦、決して相手も強化されて楽な条件ではないですが、ここまで学んできたことを発揮して、将来につながるレースになると思っています」

(取材:山本直)

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