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28日(日)に東京競馬場で行われる第41回ジャパンカップ(GI)に出走するシャドウディーヴァ(牝5歳、美浦・斎藤誠厩舎)について、共同会見での斎藤誠調教師のコメントは以下の通り。

「先週横山典弘騎手が関西から来てくれて、木曜日に追い切りに乗って感触を確かめてくれました。今週は体も心も出来ているのでサラッと、坂路で調整程度の併せ馬でした。ここに来て大分体と気持ちが一致して、しっかり動けるようになっているので、良い状態でレースに臨めるのが何よりだと思います。

(前走の印象は)どうしても腰や体の状態があって、左回りの方が右回りよりは得意で、1800mという距離設定もこの馬にはベストだと思っていましたから、タイトルを取れて良かったです。ジョッキーも上手く乗ってくれたと思います。勝った後はオーナーサイドとはエリザベス女王杯へ、という話もあったんですけど、得意な左回りというところで。オークスで距離も経験していますし、その時には勝ちに行ってちょっとバテてしまいましたが、今の追い込み脚質なら距離も持つ、許容範囲だと思って、オーナーサイドとも話し合ってジャパンカップに行くことを決めました。

GIの中のGIですし、相手が凄く強いのは分かっていますし、挑戦するからには一生懸命攻め馬をして、精進して...そういう状態に仕上がったと思います。(強いと言われてきた牝馬の5歳世代として)惜しい所まで行って重賞がなかなか取れなかったんですが、今考えると相手が強かったな、というのはあります。その中で善戦してきて経験も積んできて、前走で1つタイトルを取った上でGIに挑戦出来るのは光栄だと思っています。

ジャパンカップは今まで見るレースだったので(※斎藤誠厩舎はこれがジャパンカップ初出走)、なかなか大変なレースだなとは思いますが、状態が良い今であればどこまで出来るかな、という挑戦者の立場で楽しめると思います。一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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