6月13日(日)に東京競馬場で行われるエプソムC(GIII)に出走予定のアドマイヤビルゴ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後の藤本助手のコメントは以下の通り。
「(前走は)初めてのGIで強力なメンバーが揃った中、アドマイヤビルゴは良く頑張ってくれたと思います。今後につながるレースが出来たと思っています。疲れがあるかどうかを確認しましたが、特に疲れはなく、中間のメニューも順調に消化できました。良い状態で出せそうです。
前走も岩田望来騎手に乗ってもらって良い感触を持ってもらっていたんですが、今回の(1週前の)調教でも変わらず良いところがあると聞きました。手の内に入れていると思うので、何の心配もしていません。1週前にしっかりやったので、今週は調整程度で良いということで、馬がリラックスして走れるよう調整しました。問題はないと思っています。
初の東京遠征、飼葉食いが細いタイプなのは気になりますが、環境に動じずにいつものアドマイヤビルゴだったら力を発揮してくれると思っています。前々から東京コースは使ってみたいと思っていたコースのひとつなので、1800メートルの東京コースは合うと思っています。
身体は小さいのですがバネのある馬なので、東京コースで良い走りができるのではないかと感じています。中身が詰まってきた感じがしますし、筋肉量がついたのかなと思います。
デビュー前から期待していた馬なので、メンバーは強いですが重賞を獲ってほしいと思っています。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)