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1月22日(日)に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ(GII)に出走予定のナスノセイカン(牡5)について、矢野英一調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

・前走は
正直負けたと思いました。ハナ差で勝てたのは馬の力もそうかもしれませんが、ジョッキーに助けられた感が大きかったです。このレースを勝てたからこその重賞挑戦なので、良かったと思います。これまでハーツクライ産駒特有のトモがゆるい面がありましたが、しっかりしてきてからの成長はすごいものがあると思います。

・中間の調整は
年始はこのレースくらいからかな、という予定を立てながら、馬を緩めずに調整をしています。本来であれば、先週のうちにもう少し強い調教をしたかったのですが、予想以上に軽めの調整になってしまったので、今週はある程度はやりたいな、ということで、半マイルから52秒を切って、終いもしっかり負荷はかかっていると思います。不安はないです。

・中山コースは
左右回りではなく、直線の長いところで良さが活かせるので、必然的に左回りで好走しているのですが、右回りが不得意というわけではなく、中山の外回りですし、ある程度外の差しが利くようであればチャンスだと思います。

・ファンの皆さんへ
栃木県(那須野牧場)産の馬で、母(ナスノフィオナ)は私が調教助手時代に乗っていた馬です。頑張ってもらいたいので応援してください。


(取材:山本直)

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