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9月10日(日)に中山競馬場で行われる第62回京成杯オータムハンデキャップ(GIII)に登録しているブラックスピネル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)について、追い切り後の音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。

(古馬になった今年の走りを振り返って)
「金杯2着で、東京新聞杯を勝って、それこそ順風満帆に行くかなと思ったら、やはり安田記念では大敗しました。ただ、能力はそこそこのものを持っているので、GIIIなら勝ち負けできるかなと思っています。
(安田記念は)負け過ぎなのですが、追い切りが少し緩かったのです。時計をいつも出している馬なのに、調教に失敗して時計を出さなかったのですが、そうしたら走りが悪かったです。スタート良く、前で競馬をしてほしい指示だったのですが、展開的に前が止まってしまったので、流れが速かったのもありました。
特に東京新聞杯の時は、(調教で)50秒台を出していました。それぐらいの時計を当該週に出しても良いと思うのに、安田記念の時はそれを出していませんでした。そこは反省しています」

(前走後の調整について)
「放牧に出しました。牧場では十分乗り込んでいましたし、前走時からすれば+20キロぐらいで一ヶ月ぐらい前に(厩舎に)帰しました。そこから絞っていますが、ほぼ前走並みになっています。
放っておいたらいくらでも太るので、週末に2本追い切るなどいろいろ工夫しながらやっています」

(最終追い切りを振り返って)
「今日も走る馬と併せました。若干遅れてはいますが、今朝は雨が降って、だいぶ馬場が悪かったことを考えれば良い時計が出たと思います」

(今回のレースに向けて)
「大型馬なので、当然叩いた後の方が良いと思います。ここは夏場に使われている馬もいるので、ブラックスピネルに関しては休み明けなので新鮮なところもあります。
やはり内枠が欲しいです。枠順が出たら強気になれるのか弱気になるのかというところです。
確かに金杯の2着も良い乗り方をしてくれていますが、ハナに行ったこともあまりないわけで、やはり好位から差すレースが理想かなと思います。真ん中より内枠を引きたいです。真ん中より外は嫌です。
セールスポイントはそんなにないのですが、調教で動くので、スピードがあると思います。東京新聞杯でもそうですが、瞬発力勝負もあるなと思います。
休み明けなので、あまり気にしないようにしています。私は(管理馬の遠征で)ソウルの競馬場に行くので、ソウルで応援しています。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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