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12月28日(土)に中山競馬場で行われる第36回ホープフルステークス(GI)に登録しているコントレイル(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

(前走の東京スポーツ杯2歳S1着を振り返って)
「本当に強かったとしか言い様がないぐらい、自分の想像を超えたパフォーマンスを発揮してくれたと思っています」

(前走後の調整について)
「前走後からすぐにこのホープフルステークスを目標にするということで、短期で大山ヒルズへ放牧に出しました。3週間前に帰ってきて、その後は順調に、予定通り調教を進めています」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)少し前進気勢が強い、前向き過ぎるところがある馬ですので、その点で福永騎手に乗ってもらって折り合いを確かめてもらいました。
先週、併せ馬で結構強い古馬とやって、しっかり負荷がかかっています。今週は輸送もありますし、また、まだ体質的にそこまで強い馬ではないので、今週は馬なり単走という感じです。
弾んだ動きでした。やはりすごくバネを感じさせる、柔らかな良い動きだったと思っています」

(今回のレースに向けて)
「先週を見ても、やはり今の時期の中山は少し時計がかかる、力のいる馬場で、決してコントレイルに向いている馬場だとは思っていません。
1800mであのレースをしたので、2000mは大丈夫ではないかと思っています。
普段はとても大人しい、良い馬なので、輸送については特に心配していません。
(入厩した時は)良い馬でしたよ。すごく良い馬だと思いましたが、ここまでとは思わなかったですね。
まだ体質的にもあまり強くないですし、体もまだ全然完成されていない中で、あれだけのパフォーマンスができるということは本当に素質の高さを感じます。何より瞬発力、それから反応の早さですね。これが武器だと思っています。
ここで良い競馬ができるようなら、皐月賞への直行を考えています。そういう点で、中山の2000mを克服してほしいなと思って、あえてここに来ました。自分の適条件だけ使っていれば良いかもしれませんが、そうするといろいろな課題ができてくると思いますので、あえてというところはあります。
まだまだこれからの馬なのですが、やはり来年のクラシックを目指す上で、ここでしっかりと目処を立てるような競馬をしたいと思っています。応援よろしくお願いいたします」

取材:米田元気

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