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 JRAは今日、大竹正博調教師に対する第3回裁定委員会を開き、以下の処分内容を決定した。

<処分内容>
「令和2年第5回東京競馬第1日第4競走において「ソーヴァリアント」を出走させたところ、ソーヴァリアントの検体から日本中央競馬会競馬施行規定第132条第1項に定める禁止薬物「カフェイン」が検出された。これは、日本中央競馬会競馬施行規定第147条第11号に該当する。よって、令和3年6月24日から令和3年8月23日まで調教を停止する」

 なお大竹正博調教師の調教停止に伴い、24日付けで全管理馬(58頭)が手塚貴久厩舎へ転厩となる。

<審判担当 福田正二理事のコメント>
「ソーヴァリアント事案につきましては、原因を解明すべく、警視庁に捜査を依頼するとともに、必要な操作を尽くしてまいりましたが、残念ながら現在までに原因の解明までは至りませんでした。警察による捜査は継続されるとお聞きしていますが、これまでの経過を踏まえ、本日、管理調教師に対し必要な処分を行いました。お客様並びに関係者の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は再発防止に万全を尽くし、競馬の公正確保に努めて参ります」

(JRA発表のリリースによる)

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