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 23日(水)、大井競馬場(晴・良)で行われた第22回TCK女王盃(JpnIII、ダート1800m)は13頭が出走し、中団を進んだ6番人気の1番ビスカリア(JRA)が、7歳にして初めてタイトルを掴んだ。勝ち時計は1分53秒3、勝利騎手は森泰斗騎手(船橋)。2着には、9番人気の伏兵、地元大井の2番マルカンセンサーが入り、圧倒的人気の6番ラビットラン(JRA)は追い上げるも3着。2番人気の3番エイシンセラード(JRA)は8着、3番人気の13番アイアンテーラー(JRA)は12着にそれぞれ敗れ、3連単は99万馬券となった。

 勝ったビスカリアは父ヴァーミリアン、母フサイチジェット(その父 Gilded Time)という血統の7歳牝馬鹿毛馬。JRA栗東・山内研二厩舎の所属。通算47戦5勝で、重賞初制覇。

~レース後のコメント~
1着 ビスカリア(森泰斗騎手)
「この馬のリズムで走れて道中は脚もたまっていたので、直線は良い伸びをしてくれました。地方の深いダートの経験はなかったので心配でしたが、杞憂に終わりましたね。多くの方に喜んでいただけたので、自分としても良い仕事ができました。(森騎手自身の目標を聞かれ)乗るレースは全て勝ちたいと思っているのですが毎年悔しい思いをすることが多いので、いつか乗るレース全てを勝てるようなジョッキーになりたいです」

(山内研二調教師)
「びっくりしました。3コーナーでひょっとしたらひょっとするぞ、という手ごたえでしたが、それにしても驚きました。次走についてはまだ何も考えられていません。7歳ですから大事に使っていきたいです」

2着 マルカンセンサー(的場文男騎手)
「驚きました。内でじっとしていて、直線にかければもしかしたらと考えていましたが、そのわずかな可能性が上手くいったからこその2着ですね」

3着 ラビットラン(M.デムーロ騎手)
「向こう正面は勝つかなと思うぐらいの手ごたえでしたが、4コーナーで少しずぶくなり、直線では思っていたほど伸びてくれませんでした。良い競馬をしていましたが、久々の分も影響したのかもしれません」

(取材:小屋敷彰吾)

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