6月8日(月)「ダービーウィーク2015最終戦、バズーカが東海ダービーを制す」ほか [全国競馬情報]
2015/06/08(月) 19:17
●● ダービーウィーク2015最終戦、バズーカが東海ダービーを制す ●●
 各地の"ダービー"を短期集中で行うダービーウィーク2015の最終戦、第45回東海ダービー(1900m、12頭立て)が5日(金)、名古屋競馬場(雨、重)で行われ、地元愛知の牡馬、3番人気のバズーカが牝馬11頭を退けて優勝した。
 逃げた断然人気のハナノパレード(愛知)に、向こう正面で5番人気のアナザーデイ(愛知)、2番人気のミトノレオ(愛知)が並びかけ、3コーナーでアナザーデイ、4コーナー手前でハナノパレードが脱落。
 抜け出したミトノレオが先頭で直線に入ると、バズーカ、6番人気のツリーハウス(笠松)が接近。ゴール前でバズーカが抜け出して優勝。タイムは2分04秒3、今井貴大騎手の騎乗だった。
 2着にツリーハウス、3着にミトノレオ、ハナノパレードは最下位12着に敗れた。
 バズーカは父スニッツェル、母ギュイエンヌ(母父タニノギムレット)の3歳牡馬、鹿毛。JRAから2014年11月に兵庫へ移籍し3勝を挙げ、この東海ダービーで愛知が移籍初戦だった。通算11戦4勝(中央2戦0勝)、重賞初制覇。

●● 重賞レースの結果 ●●
<6日(土)>
 盛岡競馬場(曇、芝:良)で第18回かきつばた賞(芝2400m、10頭立て)が行われた。
 逃げた2番人気のモズに、2周目向こう正面で4番人気のコスモミレディー、1番人気のヒラボクビクトリーが並びかけた。4コーナー手前でコスモミレディーが脱落すると、2頭の追い比べになり、直線の坂を上がったところでモズが振り切った。タイムは2分32秒7、高橋悠里騎手の騎乗だった。
 2着にヒラボクビクトリー、5番人気のイグゼキュティヴが3着、3番人気のユウキソルジャーは4着に敗れた。
 モズは父スペシャルウィーク、母ベストブート(母父Storm Boot)の牡8歳、青毛。2013年12月にJRAから岩手へ移籍すると、いきなり北上川大賞典(水沢)で重賞初制覇。その後、北海道への短期移籍を挟み、2014年11月に岩手へ復帰。重賞では敗戦が続いていたが、このかきつばた賞で1年半ぶりの勝利、重賞2勝目を挙げた。通算44戦7勝(中央30戦3勝)。
 高橋悠里騎手のコメント「今日も逃げましたが、ヘタに押さえて気分を害すると止めてしまうので、あの馬のペースで行こうと思っていました。1周目のゴールで走るのをやめるのは想定内でした。後ろから馬が来たらまたやる気を出してくれました。あすなろ賞の時は物見がひどかったのですが、今回はレースに集中していたのも勝因です。残り1000mからピッチが上がりましたが、モズも交わされずペースアップできましたから、3コーナーあたりで勝てるかなと思いました。モズの良さは体の柔らかさと心臓の強さ。ほとんど攻め馬ができないのに良く走るな、と思います。次走、みちのく大賞典でも自分の競馬に徹するだけです」(岩手県競馬組合のリリースによる)

<7日(日)>
 盛岡競馬場(晴、良)で第41回早池峰賞(ダート1200m、12頭立て)が行われた。
 逃げた10番人気のマイネヴァイザーに、1番人気のライズライン、2番人気のランドオウジ、3番人気のデュアルスウォードの人気3頭が4コーナーで並びかけ、直線に入ると3頭の追い比べに。ゴール前はライズラインとデュアルスウォードの2頭に絞られ、最後はデュアルスウォードがクビ差先着。タイムは1分12秒0、菅原辰徳騎手がガッツポーズを決めてのゴールだった。
 3着には4番人気のアフリカンハンターが入り、2番人気のランドオウジは4着だった。
 デュアルスウォードは父デュランダル、母デュアルストーリー(母父End Sweep)の牡7歳、黒鹿毛。JRA、南関東を経て、今年4月に岩手へ移籍し、3戦目で初勝利、初重賞制覇。通算37戦6勝(中央30戦5勝)。
 菅原辰徳騎手のコメント「初重賞を取れたなんて信じられないです。皆さんに感謝の気持ちで一杯です。嬉しすぎて思わず叫んでガッツポーズをしてしまいました。人気の2頭(ライズライン、ランドオウジ)をマークしてレースを進め、追いかけて負けたら仕方ないと強気に動きました。 直線半ばで交わしましたが、ゴールまでがすごく遠かったです。今年は怪我から復帰まで2ヵ月かかり焦りもありましたが、このような結果が出てホッとしました」(岩手県競馬組合のリリースによる)

 佐賀競馬場(曇、重)で第3回開聞岳賞(1750m、6頭立て)が行われた。
 逃げた4番人気のリリー、追走した2番人気のクラウンアトラスに、2周目4コーナーで3番人気のウインベルカントが迫り、直線は3頭の追い比べに。ゴール前でウインベルカントが脱落すると、かわって1番人気のウインサーガが追い上げ、3頭が並んでゴール。
 優勝したのはハナ差残したリリー、タイムは1分56秒2、岩永千明騎手の騎乗だった。2着がウインサーガ、クビ差の3着にクラウンアトラス、ウインベルカントは4着。
 リリーは父スキャターザゴールド、母スプリングオーロラ(母父ブライアンズタイム)の牝7歳、青鹿毛。2011年の荒尾ダービー(荒尾)の勝ち馬。4年ぶりの重賞2勝目を挙げた。通算64戦17勝(中央1戦0勝)。

●● 菊地康朗 騎手(岩手)、引退 ●●
 菊地康朗騎手(岩手)は5日付けで騎手免許を返上し、騎手を引退した。菊地騎手は1984年生まれ、秋田県出身。2003年のデビューから5849戦で318勝を挙げた。重賞1勝。
(岩手県競馬組合のリリースによる)

●● 各地の2歳戦の結果 ●●
<5日(金)>
 大井競馬場(曇、良)で新馬戦が3鞍行われた。
 1レース(1000m、5頭立て)はポッドクイック(矢野貴之騎手)が1分02秒2、後続に2秒2差をつける大差勝ち。ゴールドヘイロー産駒。
 2レース(1000m、5頭立て)はエディション(真島大輔騎手)が1分03秒2で勝利。タニノギムレット産駒。
 3レース(1200m、8頭立て)はオウカランプ(柏木健宏騎手)が1分13秒8で勝利。スターリングローズ産駒。

<7日(日)>
 盛岡競馬(晴、芝:良)3レースのファーストステップ(新馬戦、1000m、4頭立て)は3番人気のサプライズハッピー(山本政聡騎手)が59秒5で勝利。ゴールドアリュール産駒。管理する櫻田浩三調教師は地方通算1800勝(岩手競馬歴代2位)を達成した。櫻田調教師のコメント「1700勝までは順調でしたが、1800勝までは長かったです。記念の1勝を新馬(ファーストステップ)戦で飾れて嬉しいです。サプライズハッピーは芝もこなせた訳で、もちろんダートも期待できます。今後も厩舎として勝ち星を伸ばしていきたいです。応援よろしくお願いします」