6月26日(木)「帝王賞(大井)ワンダーアキュートが2度目のJpnI制覇」ほか [全国競馬情報]
2014/06/26(木) 21:36
★帝王賞(大井)ワンダーアキュートが2度目のJpnI制覇

25日(水)、大井競馬場(曇 不良)で行われたダートグレード競走・第37回帝王賞(JpnI ダート2000m)は11頭が出走した。

スタートして1番人気のコパノリッキーや外枠のワンダーアキュートも行きかけたが、内枠のニホンピロアワーズが先手を取った。コパノリッキーが2番手、3番手がワンダーアキュートとなって向正面に入った。前の3頭の後ろにソリタリーキングがつけて、ムスカテールとシビルウォーは後方の位置となった。

3コーナーを過ぎてコパノリッキーがニホンピロアワーズを交わしてハナに立ち、外にニホンピロアワーズ、その外にワンダーアキュートが差を詰め、ソリタリーキングも動いて4コーナーから直線に向いた。最後は外のワンダーアキュートがよく伸びて抜け出し、食い下がるコパノリッキーに2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分3秒5。勝利騎手は武豊(JRA)。ニホンピロアワーズを交わしたソリタリーキングが2馬身差の3着、出走したJRAの6頭が6着までを占めた。兵庫のオオエライジンは最後の直線で故障発症(左前脚の球節部完全脱臼)し競走を中止した。

ワンダーアキュートは父カリズマティック、母ワンダーヘリテージ(母父Pleasant Tap)の牡8歳鹿毛馬。2009年1月にJRAデビュー。3歳時から重賞戦線で活躍し、2009年10月のシリウスSで重賞初制覇。2012年にはJBCクラシック(川崎)でJpnIも制覇したが、昨年9月の船橋での日本テレビ盃を制してから惜敗が続いていた。しかし、昨年は3着に終わった帝王賞を制して重賞は6勝目(JpnIは2勝目)となり、通算成績は39戦12勝(中央25戦9勝)となった。

レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 ワンダーアキュート 武豊騎手
「格別に嬉しいです。何度もこの馬で悔しい思いをしているので僕以上にスタッフの方が嬉しいのではないでしょうか。状態は良かったし、勝つチャンスはあると思っていました。いいスタートが切れて、外枠だったので内の馬の出方を見て、内の2頭が行ったのでいい形になりました。3コーナーから自分でペースを上げていくしぐさを見せたので、あまり抑えずに動いていきました。いつもどんな馬場でも、どんな競馬場でもキッチリ走ってくれる凄い馬です。」

佐藤正雄調教師
「本当にホッとしています。パドックでも返し馬でもいつもと変わらぬ感じでした。3番手の外は少し厳しいかと思いましたが、他の馬が行ってくれていくらか楽になりました。最後はこれまでの鬱憤を晴らすような素晴らしい脚でした。今後はひと休みして秋に向かうことになると思います。惜敗続きでしたが、やっと勝てて良かったです。これからも応援をお願いします。」

2着 コパノリッキー 田辺裕信騎手
「距離を心配していました。この馬場にしては流れが遅く、弱冠ムキになっていました。向正面で行った時にはハミが抜けて治まったと思ったのですが、直線ではジワジワ離される形となってしまいました。道中嚙んだのが影響したのかもしれません。」

4着 ニホンピロアワーズ 酒井学騎手
「これといった逃げ馬が不在で、他の馬の出方を見ながら枠なりでハナに立つ形になりました。イメージの中にあった競馬ですし、無理なく行けました。道中はリラックスしていて、コパノリッキーが来た時にも動揺しなかったので捌いて外につけました。3コーナーで手応えよく、これはあるぞという感じだったのですが、4コーナーから直線に向く前にモタモタして今ひとつ伸び切れませんでした。ハナに立ったことや道中がどうこうではなく、手応えほどピリッとしませんでした。残念です。」

(取材:小塚歩)


★25日(水)の門別競馬は、濃霧のため6レース以降取り止め

25日(水)の門別競馬は濃霧のため、第6競走以降の競走が取り止めとなった。なお、取り止めとなった競走の勝馬投票券については、全額返還となる。

(地方競馬全国協会公式サイトによる)


★優駿スプリント(大井)はアピア圧勝、初重賞制覇

24日(火)大井競馬場(曇 不良)で行われた第4回優駿スプリント(3歳 ダート1200m)は1番人気のアピアが圧勝、初重賞制覇を果たした。

内枠のヴァカンス、タントタントが先行し、アピアは3番手を追走、4コーナーで早くも先頭に立つと、余裕の手応えで抜け出し、最後は追うところ無く2着に4馬身差をつけた。勝ちタイム1分12秒1、勝利騎手は御神本訓史(大井)。激戦の2着争いは、14番人気バーンザワールドが最後に浮上。3番人気マルモリロイヤルが3着。

アピアは父ファスリエフ、母ウインプレセア(母の父アグネスタキオン)の牡3歳鹿毛馬。大井・佐々木洋一厩舎の管理馬。デビューから短距離ではスピードで他を圧倒、唯一の黒星は1600m戦で後の東京ダービー2着馬スマイルピースに敗れたものだった。通算成績8戦7勝2着1回、重賞初挑戦で初制覇となった。


★圓田修調教師(愛知)が引退

愛知の圓田修(まるたおさむ)調教師が6月30日で一身上の都合により引退することになった。

圓田調教師は騎手時代に1105勝を挙げ、1999年に調教師免許を取得。サンキンスピーチで2008年の梅見月杯を制するなど、今月22日現在で4688戦383勝の成績を残している。なお所属していた小山信行騎手は、瀬戸口悟厩舎所属となることが併せて発表された。

(名古屋けいば公式サイトによる)


★2歳戦の結果

・大井(23日 曇 良)
1レースの2歳戦(ダート1200m)はラッキープリンスが5馬身差の逃げ切り。9馬身差で圧勝したデビュー戦に続き、これで2戦2勝とした。勝ちタイム1分14秒0。左海誠二騎手、浦和・小久保智厩舎の管理馬。サイレントディール産駒。

・園田(25日 晴 良)
4レースの2歳初出走(ダート820m)は牝馬のショウリが7馬身差で勝利。勝ちタイム51秒5。田中学騎手、田中範雄厩舎。オンファイア産駒。1戦1勝。

・門別(25日 晴 良)
1レースの2歳未勝利(ダート1000m)はマルーンベルグが2着に5馬身差をつけて初勝利。勝ちタイム1分2秒6。服部茂史騎手、田中正二厩舎。ローエングリン産駒。3戦1勝。

2レースの2歳未勝利(牝馬 ダート1200m)はジュメーリイが初戦7着から巻き返して初勝利。勝ちタイム1分15秒9。岩橋勇二騎手、柳沢好美厩舎。ソングオブウインド産駒。2戦1勝。

4レースのJRA認定フレッシュチャレンジ(ダート1200m)は牝馬のミトノレオがデビュー勝ち、2歳新種牡馬ワンダースピードの産駒初出走で初勝利を挙げた。勝ちタイム1分17秒9。伊藤千尋騎手、田中淳二厩舎。
ワンダースピードはカリズマティック産駒で現役時代46戦12勝、重賞5勝を挙げ種牡馬入り。初年度産駒は今年デビューを迎え、ミトノレオが産駒の初出走だった。なお奇しくもこの日、大井競馬場ではワンダースピードの弟ワンダーアキュートが帝王賞を制覇した。

・門別(26日 晴 良)
1レースの2歳未勝利(ダート1000m)はヒワノランニングが制した。勝ちタイム1分2秒5。宮崎光行騎手、松本隆宏厩舎。ファスリエフ産駒。2戦1勝。

2レースの2歳未勝利(ダート1200m)はグランドヘヴンが勝利。勝ちタイム1分18秒0。亀井洋司騎手、若松平厩舎。スマートボーイ産駒。3戦1勝。

4レースのJRA認定フレッシュチャレンジ(ダート1000m)は牝馬ミラクルフラワーが7馬身差の圧勝でデビュー勝ち。勝ちタイム1分1秒7。石川倭騎手、斉藤正弘厩舎。プリサイスエンド産駒。

6レースのJRA認定フレッシュチャレンジ(ダート1200m)はハイランドグラスがデビュー戦を飾った。勝ちタイム1分17秒1。松井伸也騎手、斉藤正弘厩舎。スターリングローズ産駒。

7レースのJRA認定アタックチャレンジ(ダート1200m)はフジノサムライがアタマ差の接戦を制した。勝ちタイム1分16秒1。石川倭騎手、米川昇厩舎。スクリーンヒーロー産駒。2戦1勝。

8レースのJRA認定ウィナーズチャレンジ2(ダート1700m)は4頭立てで行われ、タケルオウジが勝利。2戦2勝とした。勝ちタイム1分53秒3。井上俊彦騎手、林和弘厩舎。スウェプトオーヴァーボード産駒。


★交流競走の結果

・金沢(24日 晴 良)
9レースの能登巌門賞(ダート1400m)は7番人気のフリークウェーブが勝利。勝ちタイム1分30秒6。藤田弘治騎手、JRA美浦・和田雄二厩舎の管理馬。ローエングリン産駒、7戦1勝。

・大井(25日 曇 不良)
9レースのフォーチュネイトあじさい特別(ダート1800m)はロードガンブラックが3馬身半差の快勝。戸崎圭太騎手、JRA栗東・牧浦充徳厩舎の管理馬。ブラックタイド産駒、8戦1勝。