【東京盃】(大井)~ダノンレジェンドが危なげなく抜け出し重賞5勝目 [News]
2015/09/30(水) 20:53
 大井競馬場(天候・晴、馬場状態・やや重)では、JBCスプリントに向けての重要なステップレース、Road to JBC・農林水産大臣賞典・第49回東京盃(JpnII・1200m・3歳以上別定・1着賞金3500万円)が行われた。南関東から8頭、JRAから5頭、他地区2頭の合わせて15頭が出走した。

 ほぼ揃ったスタートから、大井のセイントメモリーとゴーディー、JRAのシゲルカガ、さらに船橋のコアレスピューマと先行争いが激しくなる。1番人気・JRAのダノンレジェンドはこれらを見ながら5番手を進む。さらにその後ろ、中団に2番人気・JRAのコーリンベリーは控えた。4番人気・JRAドリームバレンチノは後ろから5、6頭目を進む。

 3~4コーナーにかけて、先行集団から抜け出したシゲルカガに、ダノンレジェンドが競りかける形で2番手、3番手にコーリンベリーが忍び寄る。直線に向いて、逃げるシゲルカガを捉えてダノンレジェンドが抜け出す。最後はダノンレジェンドが危なげなく、2馬身の差をつけて完勝。勝ちタイムは1分10秒9。鞍上は、前走からコンビを組んだJRAのミルコ・デムーロ騎手。2着には後方待機のドリームバレンチノが追い上げた。コーリンベリーは交わされて3着。逃げたシゲルカガが4着と、上位はJRA勢が占めた。

 勝ったダノンレジェンドは父Macho Uno、母My Goodness(その父Storm Cat)という血統の牡5歳・黒鹿毛馬。JRA栗東・村山明調教師の管理馬。去年12月のカペラステークスで重賞初挑戦・初勝利してからというもの、ここまで5勝・3着1回と安定した成績を誇る。今年は黒船賞、東京スプリント、クラスターカップに続く重賞制覇で、重賞は5つ目のタイトル。なお、ダノンレジェンドはJBCスプリントへの優先出走権を獲得した。通算成績は23戦10勝(うち地方7戦5勝)となった。

レース後の関係者のコメント
1着 ダノンレジェンド(M・デムーロ騎手)
「すごく気持ち良いです。とても嬉しいです。スタートが早いタイプではないので、外枠は厳しいと思っていました。それでも、良い感じで進めて、直線で先頭に立ったところでは、他の馬を待っているところもありました。そこからは強かったです。1200mは向いていて、すごく賢い馬です。本番も頑張ります。初めてダートのJpnIIを勝てて良かったです。次はダートのJpnIを初めて勝ちたいです」

(村山明調教師)
「正直言って嬉しいです。返し馬から良い状態だと感じていました。思ったよりゲートが遅くて焦りましたが、しっかりと走ってくれました。本番は、一番強いメンバーになりますが、良いレースを見せられたらと思います」

2着 ドリームバレンチノ(岩田康誠騎手)
「末脚を生かす方が合っています。直線では良い感触でした。本番はもっと良くなると思います」

4着 シゲルカガ(C・ルメール騎手)
「良いスタートを切れて、前へ行きました。勝った馬は強かったです。最後まで頑張りましたが、勝ち馬のレベルが高すぎました」

(取材:山本直)