5月30日(木)「さきたま杯(浦和)はテスタマッタが制す」ほか [全国競馬情報]
2013/05/30(木) 21:10
●●さきたま杯(浦和)はテスタマッタが制して重賞4勝目を挙げる●●
・浦和競馬場(天候・曇、馬場状態・良)で行われた、ダートグレード競走・農林水産大臣賞典第17回さきたま杯(第11レース・JpnII・1400m・1着賞金3100万円)は、南関東6頭、JRAから4頭、他地区から2頭の、合わせて12頭で争われた。
 レースは、例によって愛知のサイモンロードが先頭に立つが、船橋の2頭コアレスピューマとナイキマドリード、さらにJRAのティアップワイルドと差がなく続き、先行争いがやや激しくなる。その後ろの5番手に1番人気のセイクリムズン、ダイショウジェットとJRA勢が先行馬を見る形で進む。2番人気のJRAテスタマッタは序盤では最後方だったが、少しずつポジションを押し上げていく。
 3~4コーナーに入り、ナイキマドリードが単独先頭に立ち、2番手にティアップワイルド、後方にいたテスタマッタが3番手と、馬順が一気に変わる。
 最後の直線では、逃げるナイキマドリードをテスタマッタがとらえ、猛然と差を詰めるセイクリムズンの追撃を1/2馬身差抑え勝利。勝ちタイムは1分27秒4だった。連覇を狙った1番人気のセイクリムズンは2着で、2馬身差の3着にナイキマドリードが粘った。
 テスタマッタは、父がTapit、母がDifficult(その父Concern)という血統の牡7歳鹿毛馬。鞍上は戸崎圭太騎手。JRA栗東・村山明厩舎の所属。通算成績は32戦7勝。重賞は去年のフェブラリーステークス(GI)以来の勝利で、通算で4勝目となった。
 
~レース後の関係者のコメント~
 
1着 テスタマッタ(戸崎圭太騎手)
「この馬の力を信じました。前走ではかなり折り合いを欠いたので、そこに気をつけて乗りました。良い位置で競馬がしたかったのですが、スタートで出遅れてしまいました。しかし、それがかえってリズム良くいきました。出遅れに関しては私のミスです。GIを勝っているだけに素質で勝ったという感じで、スタートで上手く出ていれば、もっと楽勝だったかもしれません。ファンの皆さんをヒヤヒヤさせてしまいました。折り合いの難しい馬ですが、素質は素晴らしいです。これからも良い競馬をしてくれると思います。中央でなかなか重賞を勝てない私ですが、ここで重賞を勝てて良かったです。」
 
(野田修治調教助手)
「レースの流れがこの馬にはまりました。レースでは、力まずに2コーナーを回ることができました。ジョッキーも言っていましたが、一回レースを使って良くなっています。この馬は、調教では時計が出ないのですが、競馬に行くと走ります。そんなに雰囲気は変わらないのですが。今後については未定で、ジョッキーと調教師が相談して決めます。」
 
2着セイクリムズン(岩田康誠騎手)
「状態は変わりなく良かったです。しかし、馬群の中にはまりすぎてしまいました。3~4コーナーでごちゃついた時、外から馬に来られた分、捌ききれなくなりました。」
 
3着ナイキマドリード(川島正太郎騎手)
「3コーナー辺りから勝負に出ようと決めていました。4コーナーでは一瞬いけるかな!?と思ったのですが...。馬はよく頑張ってくれました。浦和の1400mは実績があるように、乗りやすいです。」
 
4着ダイショウジェット(柴山雄一騎手)
「スーニのように、4コーナーまで楽に行こうと思ったのですが、3コーナーで流れが速くなって、手を動かさざるをえなくなりました。それでもそこそこの着順に来るので、年齢を感じさせない馬です。」
 
9着スーニ(町田直希騎手)
「乗りやすく、反応のある馬で、抑えも利く馬です。ペースは若干流れていた感じがありました。まだまだやれそうですし、使いながら良くなれば、またチャンスはあると思います。」
 
(取材:米田元気&小林雅巳)
 
 
●●重賞レースの結果●●
<23日(木)>
・門別競馬場(天候:晴 馬場:重)で行われた第10回星雲賞(第12競走・3歳以上オープン・H2・地方全国交流・1着賞金200万円・ダート2000m)は13頭が出走した。スタートしてスタンド前から飛ばしていったケイアイライジンが大逃げをしてみせ、2コーナーで2番手のゲイルバニヤンに10馬身以上の差をつけた。3番手がこのレースの3連覇がかかる3番人気のクラキンコ、1番人気のショウリダバンザイは後方の10番手、2番人気のスーパーパワーは最後方でレースを進めた。3コーナーを過ぎてもケイアイライジンは大きくリードを取り、ショウリダバンザイは中団までポジションを上げた。最後の直線に入っても5馬身近くの差があったが、クラキンコと後方から追い込んだスーパーパワーの2頭だけが差を詰めてゴール前でケイアイライジンを捕え、最後はスーパーパワーがクラキンコまでも交わしてクビ差先着して優勝した。勝ちタイムは2分7秒1。勝利騎手は北海道の桑村真明。3着は半馬身差で逃げたケイアイライジン。ショウリダバンザイが3馬身差の4着だった。
 スーパーパワーは、父スキャターザゴールド、母クチブエ(母父アサティス)という血統。北海道の角川秀樹厩舎所属の牡8歳鹿毛馬。2008月6月にJRAでデビュー。その後南関東から北海道に移り、重賞は3勝目(北海道では初重賞勝ち)となった。通算成績は48戦16勝(中央競馬では4戦して未勝利)となった。
 
 
●●吉原寛人騎手(金沢)、地方競馬通算1500勝達成●●
・28日(火)の金沢競馬1レースでタイセイホークが勝ち、騎乗していた吉原寛人騎手(金沢)が地方競馬通算1500勝を達成した。
 吉原騎手は1983年生まれの29歳。2001年4月7日のデビュー以来、通算7697戦目での1500勝達成となった。
 金沢競馬では史上12人目、現役では2人目の記録。また、6月2日(日)に金沢競馬場のスタンド前ステージで、1500勝達成記念の表彰式を行う。
 
★吉原騎手のコメント
「ファンの皆様の声援、馬主さんをはじめとする関係者の協力で1500勝を挙げることが出来、感謝しています。次は、2000勝を目標に騎乗しますので、応援よろしくお願いします。」
 
(石川県競馬事業局のリリースによる)
 
 
●●椎名廣明調教師、新井清重調教師(船橋)、ともに地方競馬通算200勝達成●●
・29日(水)の浦和競馬8レースでシアーブリスが勝ち、管理している椎名廣明調教師が通算200勝を達成した。
 椎名調教師は1960年生まれの53歳。2004年10月26日のデビューで、同年12月17日の船橋競馬5レース、トップアニマートで初勝利。重賞勝ちは2009年ロジータ記念のタカヒロチャーム、2011年スパーキングサマーカップのベルモントルパンの2勝がある。1245戦目での記録達成となった。
 
 また、30日(木)の浦和競馬3レースでラヴパフュームが勝ち、管理している新井清重調教師が通算200勝を達成した。
 新井調教師は1969年生まれの43歳。2004年4月13日にデビューし、同月15日の船橋競馬6レース、パステルフォンテンで初勝利。重賞は2006年エンプレス杯をローレルアンジュで制している。2348戦目での記録達成となった。
 
(ともに千葉県競馬組合のリリースによる)
 
 
●●各地の2歳戦の結果●●
<29日(水)>
・門別競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(第7レース・新馬戦・ダート1200m・12頭立て)は、6番人気でホッカイドウのグランダーシュート(桑村真明騎手)が勝利。勝ちタイムは1分15秒3。父はセイントアレックス。
・門別競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA認定アタックチャレンジ(第8レース・牝馬限定未勝利戦・ダート1000m・12頭立て)は、4番人気でホッカイドウのニシケンムート(五十嵐冬樹騎手)が勝利。勝ちタイムは1分02秒1。2戦1勝。父はストラヴィンスキー。
<30日(木)>
・笠松競馬場(曇り ダート:不良)で行われた2歳新馬(第1レース・ダート800m・8頭立て)は、1番人気で笠松のカツゲキイチバン(尾島徹騎手)が勝利。勝ちタイムは49秒8。父はエイシンデピュティ。
・門別競馬場(晴れ ダート:重)で行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(第6レース・ダート1000m・9頭立て)は、4番人気でホッカイドウのルアムミット(桑村真明騎手)が勝利。勝ちタイムは1分01秒4。父はリンドシェーバー。
・門別競馬場(晴れ ダート:重)で行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(第7レース・ダート1000m・10頭立て)は、2番人気でホッカイドウのラヴラヴフェイス(井上幹太騎手)が勝利。勝ちタイムは59秒9。父はスウェプトオーヴァーボード。
・門別競馬場(晴れ ダート:重)で行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(第8レース・牝馬・ダート1200m・9頭立て)は、1番人気でホッカイドウのノットオーソリティ(服部茂史騎手)が勝利。勝ちタイムは1分13秒4。父はスウェプトオーヴァーボード。
・門別競馬場(晴れ ダート:重)で行われたJRA認定アタックチャレンジ(第9レース・未勝利・ダート1200m・12頭立て)は、1番人気でホッカイドウのコスモスパークル(五十嵐冬樹騎手)が勝利。勝ちタイムは1分13秒5。父はファスリエフ。
 
 
●● JRAとの交流レースの結果 ●●
<28日(火)>
・浦和競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA交流ツインメイト特別(第9レース・ダート1400m・10頭立て)は、1番人気で船橋のイチゲンパワー(左海誠二騎手)が逃げ切った。勝ちタイムは1分30秒8。メジロベイリー産駒のイチゲンパワーは、通算成績を8戦3勝とした。
・金沢競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA交流能登見附島賞(第9レース・ダート1500m・9頭立て)は、2番人気でJRAのアレキパ(吉田晃浩騎手)が4コーナーで先頭に並んで、直線は抜け出して初勝利。勝ちタイムは1分36秒8。スペシャルウィーク産駒のアレキパは、通算成績を3戦1勝とした。
<29日(水)>
・門別競馬場(雨 ダート:良)で行われたJRA交流アルキバ特別(第10レース・ダート1200m・10頭立て)は、3番人気でJRAのエイプリルメロディ(岩橋勇樹騎手)が2番手から直線で抜け出して初勝利。勝ちタイムは1分14秒6。ネオユニヴァース産駒のエイプリルメロディは、通算成績を7戦1勝とした。
・笠松競馬場(雨 ダート:不良)で行われたJRA交流揖斐川賞(第9レース・ダート1400m・9頭立て)は、1番人気でJRAのタニノマンボ(和田竜二騎手)が中団につけた1コーナーから徐々にポジションを上げ、4コーナーで直線に並ぶと後続を突き放して初勝利。勝ちタイムは1分28秒7。キングカメハメハ産駒のタニノマンボは、通算成績を5戦1勝とした。
・笠松競馬場(雨 ダート:不良)で行われたJRA交流馬瀬川特別(第10レース・ダート1400m・10頭立て)は、3番人気でJRAのハクユウサンサン(小林徹弥騎手)が逃げ切った。勝ちタイムは1分29秒3。通算成績は28戦3勝となった。
<30日(木)>
・浦和競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA交流ツインベスト特別(第8レース・ダート1400m・11頭立て)は、1番人気でJRAのミッキールドラ(戸崎圭太騎手)が2番手から直線で抜け出して初勝利。勝ちタイムは1分31秒0。ダイワメジャー産駒のミッキールドラは、通算成績を8戦1勝とした。
・浦和競馬場(曇り ダート:良)で行われたJRA交流マルチスター特別(第10レース・ダート1400m・12頭立て)は、3番人気で浦和のミサトサウス(本橋孝太騎手)が3コーナーから進出を開始、4コーナーで先頭に立って押し切った。勝ちタイムは1分30秒3。通算成績は29戦7勝となった。
 
(担当:山本直&小林雅巳)