4月10日(木)「マリーンC(船橋)はワイルドフラッパーが制す」ほか [全国競馬情報]
2014/04/10(木) 18:59

●●ダートグレード競走の結果●●

<9日(水)>

・船橋競馬場(天候:晴 馬場:稍重)では、ダートグレード競走・第18回マリーンカップ(JpnIII、ダート1600m)が行われ、JRAのワイルドフラッパーが7馬身差の圧勝。前走のエンプレス杯に続き、重賞2連勝となった。

サマリーズがハナを切りマイペースの逃げ。アクティビューティが2番手、ワイルドフラッパーは3番手の追走。カイカヨソウがその直後から、サウンドリアーナは中団から進む。3~4コーナーでワイルドフラッパーが先頭に並びかけて直線へ。粘るサマリーズを楽々交わしたワイルドフラッパーが独走態勢を築き、最後は7馬身差の圧勝。単勝120円の圧倒的支持に応え、重賞2連勝を果たした。勝ちタイム1分39秒5、勝利騎手はJRAの福永祐一。

7馬身差の2着は3番人気のJRAのアクティビューティ、5番人気の船橋のカイカヨソウが3着。逃げた4番人気のJRAのサマリーズは最後に一杯となり4着、5着に笠松のトウホクビジンが追い込んだ。トウホクビジンはこのレース4回目の出走で、去年に続く5着。2番人気のJRAのサウンドリアーナは7着だった。

ワイルドフラッパーは父Ghostzapper、母スモークンフローリック(母の父Smoke Glacken)の牝5歳黒鹿毛馬、JRA栗東・松田国英厩舎の管理馬。通算16戦7勝(うち地方3戦2勝)、重賞は大差勝ちを収めた前走エンプレス杯に続く2勝目。福永祐一騎手は2009年メイショウバトラー以来5年ぶりのマリーンカップ2勝目、松田国英調教師はマリーンカップ初勝利。レース後の関係者のコメントは以下の通り。

 

1着 ワイルドフラッパー(福永祐一騎手)

「返し馬で馬の感触を確かめましたが、逞しく、完成された体で、良いフォームだと感じました。よほどのことがないと負けないだろうと思っていました。スピードのある馬ですし、距離短縮も心配ありませんでした。今日は内枠でしたが、以前乗った時に砂をかぶって、揉まれると嫌気が差すところがありましたので、その点に気をつけました。位置取りは、逃げるか、外目の2~3番手に付けようと思っていました。しかし、行く馬がいたので控えて、外に出す時に他の馬の邪魔にならないようにだけ注意しました。今日はステッキを使うことなく、あまり後続を離さないようにと思っていました。それでも7馬身差ですから、能力は相当高いです。深い砂でも走りますし、前走のようなぬかるんだ馬場はもっと得意です。今後、牡馬とも良い勝負ができるのではないでしょうか。」

 

(松田国英調教師)

「前走は仕上げすぎて走ってしまいました。走りすぎて故障してしまうのは避けたかったので、一旦社台ファームへ放牧に出して、馬体をチェックしてもらいました。今回も良い状態で、こちらも自然体でレースに臨むことができました。スタートが上手で、ロングスパートも利く馬ですから、展開のアヤは関係ありません。この先にはGIが待ち受けていますが、いきなりは行きません。今後は、夏場に牡馬と戦わせて通用するかどうかで、レースの選択を考えていきたいです。ダートの競馬に体を馴染ませて、ステップをしっかり踏んでいきます。ファンに皆さんにも、ワイルドフラッパーが勝つ姿を何度も見ていただきたいと思っています。」

 

3着 カイカヨソウ(今野忠成騎手)

「体が増えて、良い意味でピリピリしていました。力をつけているのかもしれません。思ったよりペースが流れませんでしたが、内をついてスルスルとうまく抜け出してくれました。1600mぐらいが良いと思います。今後ダートグレードでもやっていける感覚がありました。」

 

(取材:米田元気)

 

 

●●重賞レースの結果●●

<10日(木)>

・笠松競馬場(天候・晴 馬場状態・良)で行われた第40回新緑賞(第10競走・3歳オープン・SP2・ダート1600m・1着賞金120万円)は10頭によって行われた。

 スタートして内枠のリードテイオー、レインメーカーが先頭、2番手となり、1番人気となったドクターナイーヴは差のない3番手につけた。2周目の3コーナーでドクターナイーヴがスパートし、3番人気のリックタラキチは外を回って差を詰め、前半は7番手の後方にいた2番人気のトーホウボンバーは内を突いて進出した。

 最後の4コーナーで先頭に立ち、直線抜け出したドクターナイーヴが追い込んだトーホウボンバーに4分の3馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分43秒8。勝利騎手は愛知の岡部誠。3着は1馬身半差でリックタラキチ。

 ドクターナイーヴは、父デュランダル、母ミスサイベリア(母父Giant's Causeway)という血統の牡3歳栗毛馬。愛知の荒巻透厩舎所属。昨年の10月にJRA所属馬として新潟でデビューして2戦した後に愛知に移籍。3月の名古屋でのスプリングカップでは1番人気ながら3着に敗れていたが、今回は人気に応えて初重賞勝ちをはたした。通算成績は10戦6勝(中央競馬では2戦未勝利)となった。

 

 

●●JRA交流競走の勝ち馬●●

<8日(火)>

●船橋(天候:晴 馬場:稍重)

★ナイスハルター特別(第9競走・3歳・ダート1600m・11頭立て)

 スコペルタ・牡3歳・船橋:佐藤賢二厩舎・父サウスヴィグラス

<9日(水)>

●笠松(天候:晴 馬場:良)

★八重桜賞(第9競走・3歳・ダート1400m・10頭立て)

 チョウアコガレ・牝3歳・JRA栗東:日吉正和厩舎・父アドマイヤボス

 

(担当:小林雅巳)