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IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表された。

今回の発表は2021年1月1日から10月10日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング120以上の42頭が掲載された。前回の中間発表以降では、凱旋門賞(G1)、愛チャンピオンステークス(G1)、オーサムアゲインステークス(G1)などが新たな対象となっている。

ランキングトップは前回と変わらずアダイヤー、ミシュリフ、セントマークスバシリカの3頭で、レーティングは127。前回の中間発表では、アダイヤーが凱旋門賞4着、セントマークスバシリカが愛チャンピオンステークス1着だった。第4位タイはパレスピアとトルカータータッソの2頭で、レーティングは125となり、凱旋門賞を勝ったトルカータータッソが新たに第4位タイとなった。第6位タイは前回第5位タイだったニックスゴー、ネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124。第8位タイはハリケーンレーンとメディーナスピリットの2頭で、レーティングは123となっている。ハリケーンレーンは凱旋門賞3着で前回の第11位タイ(レーティングは121)から順位を上げている。メディーナスピリットはオーサムアゲインステークスを5馬身差で快勝し、新たにランキングに掲載され3歳ダートのトップとなった。その他では、ベルモントステークス(G1)などのレーティングが見直され、エッセンシャルクオリティなどが上方修正された。また、凱旋門賞2着の牝馬タルナワはレーティング120(愛チャンピオンステークス2着も対象)で第21位タイとなっている。

日本調教馬の掲載は前回と同じ5頭で、グランアレグリアがレーティング121で第15位タイに、クロノジェネシス、エフフォーリア、グローリーヴェイズ、シャフリヤールがレーティング120で第21位タイとなっている。またグランアレグリアは今回の中間発表でも引き続き牝馬のトップとなった。

(JRA発表による)

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