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 船橋競馬場(晴・重馬場)で行われた長距離のダートグレード競走・第65回ダイオライト記念(JpnII 2400m)は、スタート直後は3番手も、序盤で先頭に立った1番人気のJRAアナザートゥルース(C.ルメール騎手)がそのまま押し切り、2分36秒6で重賞2勝目を飾った。2馬身差の2着に後方から外を回って追い上げた2番人気のJRAウェスタールンド、さらに4馬身遅れた3着に、3番人気の地元船橋サウンドトゥルーが入った。

 勝ったアナザートゥルースは父アイルハヴアナザー母キョウエイトルース(その父フジキセキ)のセン6歳栗毛馬、美浦・高木登厩舎の管理馬。通算成績21戦7勝、重賞は昨年4月のアンタレスステークス(GIII)以来、2勝目となった。

●レース後のコメント

1着 アナザートゥルース(C.ルメール騎手)
「ずっと良い手応えで冷静に走れました。3、4コーナーからだんだん加速して、ゴールまですごく良い脚で伸びてくれました。楽なレースでした。この長距離をマイペースで走れました。跳びが大きいので船橋競馬場はちょうど良かったです。スタミナがありますし、2400mはバッチリでした」

1着 アナザートゥルース(高木登調教師)
「適度に気合いが乗っていました。返し馬で行きたがっていましたが、折り合って良い返し馬になりました。前走はブリンカーが邪魔した競馬で、外してもいいかなと思い外しました。左回りの方が、コーナリングがスムーズで安心して見ていられました。レースに対して真面目で良い根性を持っています。今後はオーナーサイドと相談して決めたいと思います」

3着 サウンドトゥルー(森泰斗騎手)
「ペースが遅かったので自然とあの位置取りになりました。10歳で頑張ったと思います。偉い馬です。最後はもう少し伸びるかなと思いましたが、意外と伸びませんでした。あれ以上後ろからだときつかったので、良い競馬はできたと思います」

5着 タガノゴールド(下原理騎手)
「思った以上に前に行ってくれました。中団ぐらいかなと思いましたが、ここのところ前に行けますね。最後は交わされましたが、次に繋がるレースになったと思います」

(取材:米田元気)

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