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13日(水)船橋競馬場(曇・重)で行われた第64回ダイオライト記念(JpnII・4歳以上オープン ダート2400m)は、船橋のヤマノファイトが競走除外となり13頭によって行われた。レースは先行するオールブラッシュ(JRA )を見ながら、終始2番手を追走したチュウワウィザード(JRA)が直線で先頭に立つと後続との差を広げ、交流重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は2分37秒3。勝利騎手はJRAの川田将雅。

2着争いは、2周目3コーナーから追い上げたアポロケンタッキー(JRA)が、粘るオールブラッシュ(JRA)を最後交わして4馬身差の2着に上がり、3着に半馬身差でオールブラッシュ、4着には1馬身半差でミツバ(JRA)と、上位はいずれもJRA勢が占めた。また、地方勢では船橋のサウンドトゥルーが5着に入った。

チュウワウィザードは父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム(その父デュランダル)という血統の牡4歳馬。JRA栗東・大久保龍志厩舎の管理馬。通算成績は10戦6勝、2018年名古屋グランプリに続き交流重賞2勝目となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着チュウワウィザード(大久保龍志調教師)
「川田騎手が騎乗していたので安心して見ていましたが、勝ててホッとしています。今日は内枠で、スタートが悪くない馬なのですが、ハナを切ったら嫌だなと思っていました。行く馬がいたので、シメシメと思って見ていました。今日もこの感じなら終いは伸びてくれると思って安心していましたが、競馬は何があるか分かりませんから、ゴール直前までは安心しつつもヒヤヒヤハラハラしていました。初のナイターで戸惑いがあったようですが、対応能力が高くて、1周回ってからは安心して走ってくれました。JpnIIを2勝しましたから、今度はGI(JpnI)かなと考えています。強い馬がいますけれども、成長してくれているので逆転できるよう、GIの舞台で戦いたいですね」

2着 アポロケンタッキー(戸崎圭太騎手)
「返し馬から前走と比べて良さを感じました。前向きさが出てきました。いい感じになってきました。勝負どころで置かれるのはいつものことです。勝ち馬が強かったですが、この馬もまだやれそうです」

4着 ミツバ(和田竜二騎手)
「スタートを出ませんでした。流れが落ち着いたところでハミを噛んでいました。我慢させたら落ち着いてくれました。いつも通りの脚は使ってくれていますが、どこかでペースが流れないと差が詰まらないですね」

(取材:山本直)

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