2月12日(木)「第42回佐賀記念(佐賀)はマイネルクロップが激しい競り合いを制し重賞初制覇」ほか [全国競馬情報]
2015/02/12(木) 16:04
●●第42回佐賀記念(佐賀)~マイネルクロップが激しい競り合いを制し重賞初制覇●●
 
 10日(火)、佐賀競馬場(天候・曇、馬場状態・やや重)で行われた古馬によるダートグレード競走・農林水産大臣賞典第42回佐賀記念(JpnIII・2000m・4歳以上オープン・1着賞金2300万円)は、地元・佐賀から4頭、JRAから5頭、他地区3頭の合わせて12頭が出走した。

 スタートして、先行争いはなかなか決着がつかなかったが、1周目のスタンド前でJRAのダノンカモンが単騎先頭に立ち、2番手に佐賀のプルーフポジティブ、3番手集団に1番人気のマイネルクロップとランフォルセ、ソリタリーキングとJRA勢が続いた。

 向正面では、逃げるダノンカモンに、マイネルクロップとソリタリーキングが競りかけ、後方からリキサンステルスも追い上げて、3コーナーに入る。3~4コーナーにかけては、マイネルクロップとソリタリーキングの競り合いに変わり、ダノンカモンは3番手に後退した。リキサンステルスが4番手に浮上する。

 最後の直線でも、前2頭の競り合いが続いたままで、結局、ハナ差でマイネルクロップが制し、人気に応えた。勝ちタイムは2分09秒5。鞍上はJRAの丹内祐次騎手。2着にソリタリーキング、3馬身遅れた3着には逃げたダノンカモンが粘った。4着がリキサンステルス、5着にランフォルセと、5着までJRA勢が上位を占めた。

 勝ったマイネルクロップは父クロフネ、母グレートハーベスト(その父サンデーサイレンス)という血統の牡5歳・芦毛馬。JRA栗東・飯田雄三調教師の管理馬。通算成績は25戦6勝(うち地方1戦1勝)、重賞は3度目の挑戦で初めての制覇、そして鞍上の丹内祐次騎手も11年目にして重賞初制覇、さらに飯田雄三厩舎にとっても開業14年目にして嬉しい重賞初勝利となり、陣営にとって節目のレースとなった。
 

●●その他重賞レースの結果●●

 10日(火)、佐賀競馬場(天候:曇、馬場:やや重)では、3歳馬による重賞・第19回JRA交流たんぽぽ賞(第9レース・九州産限定・1400m・1着賞金700万円)が12頭によって争われた。
 1コーナーですんなりと先手を奪った1番人気・JRAのクリノヤクマンが、3~4コーナーにかけて仕掛け、さらに後続を離し2馬身半差の快勝となった。これで重賞初制覇。勝ちタイムは1分30秒7。鞍上はJRAの北村宏司騎手。2着には後方から追い上げたキリシマツバサが入り、さらに2馬身半差の3着にミスターベアー、以下カシノゼウス、グランデコマンド、ヒマラヤテンカの順で続き、JRA勢が上位を占めた。
 勝ったクリノヤクマンは、父スクワートルスクワート、母シンコベーション(その父フジキセキ)という血統の牡3歳、鹿毛馬。JRA美浦・蛯名利弘厩舎の所属。重賞は2度目の挑戦で初制覇となり、通算成績を9戦2勝(うち地方1戦1勝)とした。


 11日(祝・水)、船橋競馬場(天候:晴、馬場:重)では、第51回報知グランプリカップ(第11レース・1800m・1着賞金1000万円)が10頭立て(プレファシオ取消)で行われた。
 道中は後方4番手を進んでいた地元・船橋のバトードールが、最後の直線で前の集団を外から一気に交わし去り、8歳にして嬉しい重賞初制覇を飾った。4番人気だった。勝ちタイムは1分53秒7。鞍上は川崎の今野忠成騎手。1番人気・浦和のトーセンアレスは1/2馬身差の2着に敗れた。さらに1馬身差の3着はインサイドザパークとなった。
 勝ったバトードールは、父クロフネ、母ビスクドール(その父サンデーサイレンス)という血統の牡8歳、栗毛馬。船橋の川島正一厩舎の所属。2010年1月JRAでデビュー。JRA時代から常にダート路線を歩み、主に準オープンクラスで戦っていた。去年10月に船橋所属として初めてのレースを迎え、地方所属となってからは4戦2勝。通算成績は38戦5勝(うち地方5戦2勝)となった。


 11日(祝・水)、名古屋競馬場(天候:晴、馬場:重)では、3歳牝馬による北陸・東海・近畿地区交流・中京スポーツ杯・第2回梅桜賞(第9レース・1800m・1着賞金200万円)が12頭によって争われた。
 逃げた1番人気・兵庫のトーコーヴィーナスが、最後の直線で追い出され、後続をさらに突き放し、6馬身差の圧勝となった。勝ちタイムは1分59秒2。鞍上は兵庫の木村健騎手。2着に2番人気・愛知のブラックスキャット、さらに3/4馬身差の3着が9番人気・愛知のミトノレオだった。
 勝ったトーコーヴィーナスは、父クロフネ、母ホーネットピアス(その父サンデーサイレンス)という血統の牝3歳、栗毛馬。兵庫・吉行龍穂厩舎の所属。先月の園田クイーンセレクションに続き重賞連覇となった。通算成績を10戦8勝とした。


●●第29回全日本新人王争覇戦(高知)~井上幹太騎手(ホッカイドウ競馬)が総合優勝●●

 11日(祝・水)に高知競馬場で行われた第29回 全日本新人王争覇戦にホッカイドウ競馬から井上幹太騎手が出場し、2・3Rレースともに「2着」で計30ポイントを獲得し、見事総合優勝を果たした。

井上幹太騎手コメント
◆ 第1戦 2着 ④ハナズフィフティ号
 2,3番手に付けたいと思っていたのですが、立ち遅れてしまって馬群で揉まれる形になりました。内がすごく重いので、早めに外に出したかったのですが、スローで固まり加減だったので外に持ち出すのも少し遅れてしまいました。そこからは脚を見せてくれたのですが、ちょっと遅かったですね。勝ちたかったけど、仕方ない結果。次も頑張ります。

◆ 第2戦 2着 ⑥ビューティワンダー号
 先生から逃げ馬をマークして2番手の外で、と指示されていたのですが、その通りの競馬ができて何とか2着に踏ん張ることができました。ただ、(第1戦で先着=優勝=を許して)トップを争っていた笹川騎手のより前に出てしまいという気持ちでちょっと焦ってしまって、追い出しが我慢できなかった分、最後、木之前騎手に差されてしまい、悔しかったです。競馬は「勝つことが仕事」ですので、1着を取りたかったのですけど、総合優勝できたということなので、その点は素直にうれしいですね。明日には北海道に帰って厩舎の仕事に戻りますが、2歳馬の調教もしっかりこなして、新たなシーズンも「新人王」の名に恥じないよう、頑張って良い競馬をしていきたいと思っています。引き続き、応援よろしくお願いします!

(ホッカイドウ競馬公式ホームページによる)

第29回全日本新人王争覇戦競走 総合成績
(右から順位・騎手名(所属)・第1戦ポイント・第2戦ポイント・合計ポイント)

1 井上 幹太 (北海道) 15 15 30
2 木之前 葵 (名古屋) 9 20 29
3 笹川 翼   (大井) 20 9 29
4 江里口 裕輝 (大井) 12 4 16
5 山下 雅之  (笠松) 3 12 15
6 山本 聡紀  (船橋) 4 7 11
7 松若 風馬  (JRA) 5 5 10
8 小崎 綾也  (JRA) 7 2 9
9 横川 尚央  (船橋) 2 3 5

(高知競馬公式ホームページによる)


●●澤田龍哉騎手(船橋)、通算200勝達成●●

 船橋競馬場所属の澤田 龍哉(さわだりょうや)騎手(坂本昇厩舎)は、10日(火)、平成26年度第11回船橋競馬第2日第8レースでロイヤルファミリー号(12頭立て・5枠6番・3番人気・佐藤賢二厩舎)に騎乗し、平成20年5月のデビュー以来の通算200勝を達成した。
 なお、澤田騎手のプロフィールは以下の通り。

〇澤田 龍哉(さわだ りょうや)騎手
生年月日:1991年3月9日
出身地:東京都
所属:坂本 昇 きゅう舎
得意な騎乗法:先行
服色呼称:青、白星散らし
初騎乗:2008年5月5日 船橋2R イージーラフター(9着)
初勝利:2008年5月6日 船橋2R オウシュウライオン
成績:2705戦200勝
2着219回 3着250回 4着239回 5着260回
(平成27年2月10日 第8レース終了時点)
重賞勝利数:1
2014年4月24日 第28回東京プリンセス賞(スマートバベル)

(船橋競馬公式ホームページによる)


●●JRAとの交流レースの結果●●

<10日(火)>
・船橋競馬場(天候:晴、馬場:重)
 9R・JRA交流ベストレイン特別(1600m・11頭)は、地元・船橋のカンジャンテ(本田正重騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒2。

<12日(木)>
・船橋競馬場(天候:晴、馬場:重)
 9R・JRA交流フレンドリーレイン特別(1700m・12頭)は、地元・船橋のエスケイアリュール(森泰斗騎手)が人気に応えた。勝ちタイムは1分49秒3。