JRAは19日（月）、来年（2021年度）の開催日割と重賞日程を発表した。

2021年の中央競馬は1月5日（火）、中山と中京の2場で開幕する。日本ダービーは5月30日（日）、有馬記念は12月26日（日）に行われ、その後12月28日（火）が年間開催の最終日となっている。この日には中山競馬場でホープフルステークス（GI）が行われる。

来年は京都競馬場整備工事を行うため、例年の京都競馬は阪神と中京へ振り替えられている。また、良好な芝馬場を維持する等の観点から、西日本地区の競馬場で一部開催を入れ替える。例年京都競馬場で行われている5つのGI競走（天皇賞・春、秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ）は、いずれも阪神競馬場に場所を移して行われる。

3日間開催は来年3回行われる。1月9日（土）から11日（祝・月、成人の日）は中山と中京で、9月18日（土）から20日（祝・月、敬老の日）は中山と中京で、10月9日（土）から11日（祝・月、スポーツの日）は、東京・阪神・新潟の3場で開催が行われる。10月の3日間開催は土曜に阪神と新潟、日曜に東京と阪神、月曜に東京と新潟での開催となる。

また、7月24日（土）から8月8日（日）は、東京オリンピック開催への対応および暑熱対策の観点から、函館と新潟の2場開催となる。

なお、これらの内容に関しては、農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。

＜２０２１年・西主場の開催スケジュール＞
１月　５日（火）から　２月　７日（日）　１回中京（京都金杯からきさらぎ賞の週）

　２月１３日（土）から　３月２１日（日）　１回阪神（京都記念から阪神大賞典の週）
３月２７日（土）から　５月　２日（日）　２回阪神（毎日杯から天皇賞・春の週）

　５月　８日（土）から　５月３０日（日）　３回中京
６月　５日（土）から　６月１３日（日）　４回中京

　６月１９日（土）から　６月２７日（日）　３回阪神（開催は２週４日、最終日に宝塚記念）

　７月　３日（土）から　７月１８日（日）　３回小倉（２０２０年の４回阪神が小倉に）

※７月２４日（土）から８月８日（日）まで、３週は西本場の開催がなく新潟と函館の２場開催

　８月１４日（土）から　９月　５日（日）　４回小倉（４週８日、小倉記念から小倉２歳Ｓの週）

　９月１１日（土）から１０月　３日（日）　５回中京（例年の４回阪神が中京に）

１０月　９日（土）から１０月３１日（日）　４回阪神（京都大賞典からスワンＳの週、例年の４回京都）
１１月　６日（土）から１１月２８日（日）　５回阪神（ファンタジーＳ・みやこＳから京阪杯の週、例年の５回京都）
１２月　４日（土）から１２月２８日（火）　６回阪神（チャレンジＣから阪神Ｃの週までと、最終節２８日単独開催）

＜２０２１年・西日本エリアにおける第３場開催＞
１月１６日（土）から　２月　７日（日）　１回小倉（４週８日）
２月１３日（土）から　３月　７日（日）　２回小倉（４週８日、開催２週目に小倉大賞典）
３月１３日（土）から　３月２８日（日）　２回中京（３週６日、開催最終日に高松宮記念）

１２月　４日（土）から１２月１９日（日）　６回中京（３週６日、１週目にチャンピオンズＣ）

（JRA発表による）