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 『2016年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。今回は2016年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定された。

 115ポンド以上の319頭(実頭数)がランク付けされ、日本は41頭が掲載された。115ポンド以上に評価された頭数では、2015年に次いでこれまでで2番目に多く、国別でも、米国(62頭)、オーストラリア(50頭)に次いで2年連続で世界第3位となった。

 2016年のランキングトップは、ブリーダーズカップクラシックを勝ったアロゲートで134ポンド。第2位は、ブリーダーズカップクラシック2着のカリフォルニアクロームで133ポンド。第3位は、牝馬ウィンクスで132ポンド。2016年は8戦8勝と完璧な成績で、当初130ポンドと評価されたコックスプレートの勝利が国際ハンデキャッパー会議で132ポンドに上方修正された。

 日本調教馬は、エイシンヒカリとモーリスが127ポンドで第5位タイ、ジャパンカップを勝ったキタサンブラックと香港ヴァーズを勝ったサトノクラウンが123ポンドで第12位タイ、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンドが122ポンドで第18位タイ、中山記念を勝ったドゥラメンテと日本ダービーを勝ったマカヒキが121ポンドで第29位タイ、有馬記念3着のゴールドアクター、皐月賞を勝ったディーマジェスティ、ドバイターフを勝ち天皇賞(秋)2着のリアルスティールが120ポンドで第34位タイ、などとなっている。なお、サトノダイヤモンドの菊花賞の勝利は121ポンドで、これは距離区分Eでの世界トップとなる。

(JRA発表のリリースによる)

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