お知らせ:

競馬実況web

 来週12月8日(日)、香港のシャティン競馬場で行われる香港カップ(G1・芝2000m)に出走予定のウインブライト(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)について、今朝の国内最終追い切り後の畠山吉宏調教師のコメントは以下の通り。

「(前走を振り返って)夏場の調整が上手くいかず、本調子には一歩手前という所での天皇賞でした。外枠から積極的に位置を取りに行く競馬でしたし、結果は8着でしたが、ここから調子が上がってくれば次は良い競馬が出来るんじゃないか、という感触は陣営としては持てたかなと思います。

 天皇賞を使った後は反動もなかったですし、馬体もすぐに回復しました。香港へ向けての追い切りにすぐ入って行く事が出来たので、明らかに調子は上向いてきたと思います。今日の早朝の追い切りは飛行機での輸送を控えていますし、そんなに速い時計は出さなかったのですが、松岡騎手が終いの反応を確かめてくれました。単走でしたが最後の1ハロンで素軽い動きを見せていたので、順調に来ているという印象を受けました。

 春の遠征は手探りの状態で、こうやって行けば良いのかな?という所でしたが、その中で最高の結果が出ましたからね。とりわけ調整パターンを変えることなく、同じようなパターンで香港へ行ってみようという形で来ています。今朝の日本での最終追い切りまでは、本当に順調に来ていますね。

 まずは飛行機での輸送を無事にクリアして、最終追い切りも松岡騎手が乗ってくれますから、そこでどれくらいやるかは感触を見て、という事になると思います。そのひと追いで仕上がってくるでしょう。春の競馬で、ステイゴールド産駒のこの馬の香港への適性も確認できましたし、また良い競馬が出来ると思いますから、応援を宜しくお願いします」

(取材:大関隼)

お知らせ

お知らせ一覧