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高知競馬場では20日、第20回黒船賞(JpnIII・1400m、11頭立て)が行われ、単勝9番人気(234.3倍)のエイシンヴァラー(兵庫)が優勝した。地方馬による黒船賞制覇は第1回(1998年)のリバーセキトバ(高知)以来19年ぶり2頭目の快挙。タイムは1分27秒2(天候:雨、馬場:不良)。3着に1番人気のキングズガード(JRA)、3着に2番人気のブルドッグボス(浦和)が入った。

レースは3番人気のグレイスフルリープ(JRA)が大逃げを打ち、コパノマイケル(JRA)が離れた2番手。その直後にエイシンヴァラー、エイシンスパルタン(兵庫)、ラインシュナイダー(JRA)がつけた。ブルドッグボスとキングズガードは中団に位置を取った。
4コーナーで逃げたグレイスフルリープの内からブルドッグボス、外からエイシンヴァラーが並びかけ、3頭が横に広がって直線に入る。直線では先にブルドッグボスが抜け出し、さらに内からキングズガード、外からエイシンヴァラーが詰め寄る。3頭並んだ態勢から最後に伸びたエイシンヴァラーが優勝した。

エイシンヴァラーは父サウスヴィグラス、母エーシンラージシー(母の父シンボリクリスエス)の牡7歳、鹿毛馬。通算25戦8勝(中央18戦6勝)。2013年12月にJRAでデビュー、2017年に浦和へ移籍し2戦を走った後、兵庫・新子雅司厩舎へ移籍。このレースが移籍後5戦目、重賞初制覇となった。

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