1月5日(月)「田中学騎手(兵庫)、全国リーディングを獲得!」ほか [全国競馬情報]
2015/01/05(月) 15:15
●● 重賞レースの結果 ●●」

<12月30日(火)>
 大井競馬場(晴、稍重)で牝馬による重賞・第8回東京シンデレラマイル(1600m、16頭立て)が行われた。
 2番手から3・4コーナー中間で先頭に立った2番人気のノットオーソリティ(船橋)がそのままリードを広げ5馬身差の圧勝。勝ちタイムは1分40秒8、騎乗は御神本訓史。
 2着に逃げた9番人気のケンブリッジナイス(船橋)、3着に3番人気のレッドクラウディア(大井)、1番人気のマルカンパンサー(大井)は4着だった。
 ノットオーソリティは父スウェプトオーヴァーボード、母フレンドリーマナー(母父サンデーサイレンス)の牝3歳・芦毛。南関東牝馬クラシック戦線で勝つことはできなかったが、11月のロジータ記念(川崎)で久々の勝利を挙げると、このレースで連勝。重賞5勝目となった。通算11戦7勝。

 笠松競馬場(曇、稍重)で2歳の重賞・第18回ライデンリーダー記念(1600m、10頭立て)が行われた。
 4コーナーを前に先頭に立った3番人気のマルヨバナーヌが、迫った1番人気のティープリーズを振り切った。勝ちタイムは1分44秒7、優勝騎手は吉井友彦。
 3着に2番人気のワールドウェーブが入り、上位人気3頭で決まった。
 マルヨバナーヌは父エイシンサンディ、母マルヨコマンダー(母父コマンダーインチーフ)の牝3歳・青鹿毛。笠松で2014年6月にデビューし、これまで掲示板を外していない抜群の安定感を見せ、このレースで初めての重賞挑戦だった。通算11戦4勝。

<12月31日(水)>
 高知競馬場(晴、重)で第45回高知県知事賞(2400m、12頭立て)が行われた。
 中団につけた1番人気のリワードレブロンが2周目3コーナーから進出を開始すると、直線では後続を突き放して7馬身差の圧勝。勝ちタイムは2分45秒4、永森大智騎手の騎乗だった。
 2着には8番人気のカネマサゴールド、3着には10番人気のリバティバランス、3番人気のサイモンリッターは4着、2番人気のファイアーフロートは6着に敗れた。
 リワードレブロンは父タニノギムレット、母リワードオーガン(母父ブレイヴェストローマン)の牡6歳。2014年は18戦に出走し、4月のオグリキャップ記念(笠松)で勝利。他地区での初重賞制覇を決めた。通算63戦19勝(中央8戦0勝)、重賞3勝目。

 水沢競馬場(曇、不良)で第40回桐花賞(2000m)が行われた。
 2周目3コーナーから動いた4番人気のコミュニティが、1番人気のナムラタイタンを交わして優勝。勝ちタイムは2分07秒4。騎乗騎手は山本政聡。
 2着はナムラタイタン、3着は3番人気のワットロンクン、2番人気のモズは6着だった。
 コミュニティは父ブライアンズタイム、母ミチノクレット(母父ティンバーカントリー)の牡4歳。2014年は夏から重賞戦線に定着し、安定した成績を残した。通算成績は31戦16勝、重賞4勝目。
 山本政聡騎手のコメント「いつもより大人しくて万全ではなかったが、頑張ってくれました。今回は前に行きたい馬がそろっていたので、自分のペースと流れを大事にしました。北上川大賞典は自分のミスで3着。勝負どころで前の2頭に離され過ぎた反省を、今回に活かしました。わずか1年でこれほど成長したのにはビックリ。ついに大きな壁(ナムラタイタン)を越えることができました。いい競馬で1年を締め括れて本当にうれしい。来年の成長と活躍も非常に楽しみです」
(コメントは岩手競馬のリリースによる)

 大井競馬場(晴、稍重)では2歳女王決定戦・第38回東京2歳優駿牝馬(1600m、16頭立て)が行われた。
 4コーナーで先頭に立った2番人気のララベル(大井)が、内から迫った10番人気のティーズアライズ(大井)との追い比べをハナ差制した。勝ちタイムは1分41秒7、騎乗は真島大輔。
 3着には8番人気のリボンスティック(川崎)、1番人気のジュエルクイーン(愛知)は5着、3番人気のゼッタイリョウイキ(川崎)は6着だった。
 この東京2歳優駿牝馬を最後に牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN2014」の2歳シーズンが終了した。優勝したのは、対象3レースに参戦し、エーデルワイス賞(JpnIII・門別)2着、ラブミーチャン記念(笠松)1着、東京2歳優駿牝馬(大井)5着で合計35ポイントを獲得したジュエルクイーン(愛知)だった。
 2位は30ポイントのララベル(大井)、3位は20ポイントのティーズアライズ(大井)だった。
(シリーズの結果は地方競馬全国協会のリリースによる)

 笠松競馬場(晴、稍重)で第43回東海ゴールドカップ(ハンデ戦、1900m、10頭立て)が行われた。
 レース唯一の愛知からの遠征馬だった1番人気のノゾミダイヤが、2周目4コーナーから楽な手応えで先頭に立って勝利。勝ちタイムは2分02秒2、勝利騎手は大畑雅章。
 2着に2番人気のタッチデュール、3着に9番人気のヤマニンデューン、3番人気のエーシンサンダーは6着に敗れた。
 ノゾミダイヤは父メイショウサムソン、母ポートムテキ(母父バブルガムフェロー)の3歳牡馬・鹿毛。9月のオータムカップ(笠松)、10月の岐阜金賞(笠松)に続いての重賞3勝目。通算24戦12勝。

 園田競馬場(晴、重)で2歳重賞の第43回園田ジュニアカップ(1700m、12頭立て)が行われた。
 好位につけた2番人気のインディウムが、逃げた1番人気のトーコーヴィーナスを直線半ばで競り落として優勝。タイムは1分51秒9、勝利騎手は川原正一。6馬身差の3着にポッドライジングが入った。
 インディウムは父パイロ、母セブンバイセブン(母父フォーティナイナー)の牡2歳・鹿毛。デビュー戦で後続に4秒4差をつけて話題を集め、この園田ジュニアカップまで無傷の4連勝を飾る。初めての重賞制覇。

<1月1日(木)>
 名古屋競馬場(曇、不良)で第17回尾張名古屋杯(ABCクラス混合戦、1600m、11頭立て)が行われた。
 先行集団の外を進んだ2番人気のブライトシンプーが楽な手応えから抜け出して優勝。勝ちタイムは1分43秒2、勝利騎手は持原大志。
 3番人気のトーホウボンバーが2着、1番人気のサカジロハンサムは3着だった。
 ブライトシンプーはアッミラーレ産駒で、母はカリスマテルコ(母父アフリート)の牡6歳・栗毛。2012年10月の岐阜金賞(笠松)以来、2年2ヶ月ぶりの重賞2勝目。通算45戦12勝。

<1月2日(金)>
 帯広競馬場(晴、馬場水分2.3%)で第37回帯広記念(200m、10頭立て)が行われた。
 先に抜け出した8番人気のホッカイヒカルをゴール寸前で交わした6番人気のフクドリが優勝。勝ちタイムは2分51秒6、勝利騎手は安部憲二。
 ホッカイヒカルが2着、9番人気のフジダイビクトリーが3着で波乱の決着となった。1番人気のインフィニティーは5着、2番人気のニュータカラコマは7着、3番人気のホリセンショウは6着。
 フクドリは父タツリキ、母は第二富士姫(母父マツノコトブキ)のセン9歳・鹿毛。通算193戦44勝、2014年10月の北見記念(帯広)に続く重賞2勝目。

 名古屋競馬場(晴、不良)で第54回新春盃(1800m、11頭立て)が行われた。
 6番人気のケントリュウコウが一気に伸びて差し切った。勝ちタイムは1分57秒1、安部幸夫騎手の騎乗。
 1番人気のグロリアスカフェが2着、3番人気のゴールドピューマが3着、2番人気のドニゼッティは10着に敗れた。
 ケントリュウコウは父プレシャスカフェ、母イケノキンバリー(母父アフリート)の牡7歳・黒鹿毛。2010年9月に北海道・門別でデビュー、翌年1月に愛知へ移籍し、通算96戦目での初重賞制覇となった。通算19勝目。

<1月3日(土)>
 帯広競馬場(晴、馬場水分2.2%)で5歳限定の重賞・第8回天馬賞(200m、10頭立て)が行われた。
 先行した1番人気のオレノココロが終盤で徐々にリードを広げて快勝。1分47秒2のタイム、騎乗は鈴木恵介。
 追走した2番人気のコウシュハウンカイ、5番人気のセイコークインが3着。3番人気のイッキフジは6着だった。
 オレノココロは父ウンカイ、母が富士姫(母父クリフジ)の牡5歳・青毛。通算67戦22勝、重賞4勝目。

 川崎競馬場(晴、良)で地方交流重賞の第51回報知オールスターカップ(2100m、14頭立て)が行われた。
 2周目3コーナーで先頭に立ったドラゴンエアル(川崎)が1番人気に応えて勝利。タイムは2分18秒2、勝利騎手は森泰斗。
 2着には10番人気のカキツバタロイヤル(船橋)、3着には4番人気のバトードール(船橋)が入り、2番人気のカリバーン(大井)は5着、3番人気のアウトジェネラル(大井)は12着に敗れた。
 ドラゴンエアルは父タイムパラドックス、母シルクアウローラ(母父クロフネ)の牡3歳・鹿毛。2014年は水沢に遠征しダービーグランプリで初重賞制覇。通算13戦3勝、重賞2勝目。

 名古屋競馬場(晴、不良)で第18回名古屋記念(ハンデ戦、1400m、11頭立て)が行われた。
 2番手につけた1番人気のサイモンロードが、逃げる2番人気のスズカランクスをゴール前で差し切った。勝ちタイムは1分27秒0、勝利騎手は丸野勝虎。
 スズカランクスが2着、5番人気のメモリージルバが3着、3番人気のノゾミカイソクは4着だった。
 サイモンロードは父シンボリクリスエス、母ヒガシリンクス(母父トニービン)のセン7歳・黒鹿毛。2014年2月の梅見月杯(名古屋)以来、久々の勝利。通算33戦11勝(中央7戦1勝)、重賞6勝目。

 園田競馬場(晴、稍重)で第57回新春賞(ハンデ戦、1870m、12頭立て)が行われた。
 離れた2番手を進んだ7番人気のエーシンスパイシーが2周目3コーナー過ぎから先頭に立つと、ゴール前で迫ってきた5番人気のニシノイーグルの追撃を1/2馬身差抑えて優勝。勝ちタイムは2分01秒9、勝利騎手は松浦聡志。
 3着には6番人気のエーシンクリアー、1番人気のハルイチバンは4着、2番人気のトーコーニーケは8着、3番人気のトーコーガイアは9着に敗れ、波乱となった。
 エーシンスパイシーは父クロフネ、母サンタマリアガール(母父High Yield)の牝5歳・鹿毛。2度目の重賞挑戦で初制覇を飾った。通算19戦12勝(中央1戦0勝)。

<1月4日(日)>
 水沢競馬場(曇、不良)で第41回金杯(1600m、7頭立て)が行われた。
 逃げた1番人気のスペクトルが押し切って優勝。勝ちタイムは1分45秒3、騎乗は山本政聡。2着はトーホクライデン、3着はトーホクフェアリーが入り、全7頭が人気順通りの入線だった。
 スペクトルは父スニッツェル、母オトハチャン(母父チーフベアハート)の牡3歳・栗毛。通算9戦5勝、前走の寒菊賞に続く重賞2勝目を決めた。
 山本政聡騎手のコメント「前回(寒菊賞)はセーブして溜める競馬をやってみましたが、ある程度レースが流れていた方が持ち味が活きますね。3、4コーナーの反応がすばらしかった割に、直線でとぼけたので気を抜かないように追いましたが、後ろから馬が来ればまた伸びますから、着差以上に余裕がありました。冬を越せば体もできてくるでしょうから、これからが楽しみです」
(コメントは岩手競馬のリリースによる)

 佐賀競馬場(曇、良)で第1回大分川賞(1800m、8頭立て)が行われた。
 向こう正面で内から動いた2番人気のキョウワカイザーが、逃げた1番人気のレアンデルとの叩き合いに直線半ばで決着をつけて優勝。勝ちタイムは1分57秒7、勝利騎手は山口勲。
 外から伸びた3番人気のエイシンガリレイが2着、レアンデルは3着だった。
 キョウワカイザーは父クロフネ、母ジーク(母父ダンスインザダーク)の牡5歳・芦毛。3度目のチャレンジで重賞初制覇を飾った。通算28戦12勝(中央2戦0勝)。



●● 田中学騎手(兵庫)が全国リーディングを獲得! ●●

 2014年の地方競馬が終了し、リーディングジョッキー・トレーナーが決まった。

 騎手部門は12月30日終了時点で、1位の田中学騎手(兵庫)が275勝、2位の木村健騎手(兵庫)が5勝差の270勝となり、31日の大晦日まで決着がもつれた。
 31日は、園田競馬3・4レースを木村騎手が連勝したものの、すぐ後の5レースで田中騎手が勝って4勝差。7・8レースを木村騎手がこの日2度目の連勝を飾り、この時点で2勝差まで差を詰めた。しかし、終盤の9・10・11レースを川原正一騎手(兵庫)が3連勝。結果、276勝を挙げた田中学騎手が逃げ切ってのリーディング獲得となった。
 川原正一騎手が終盤の3連勝で247勝まで数字を伸ばし、246勝だった森泰斗騎手(船橋)を逆転、リーディング3位となり、上位を兵庫勢が固める結果となった。

 なお、リーディングを獲得した田中学騎手(兵庫)は、2015年1月3日(土)園田競馬12レースをエイシンハヤテで勝ち、1993年のデビュー以来、18685戦目で地方通算3000勝を達成した。地方競馬では史上25人目、現役では16人目(JRAへ移籍した騎手を含む)。
 田中騎手の父・田中道夫調教師も騎手時代に3164勝を挙げており、地方競馬史上初の親子での3000勝騎手誕生となった。

 また、調教師部門では235勝を挙げた雑賀正光調教師(高知)がリーディングを獲得。2位には221勝の角田輝也調教師(愛知)で、2人の調教師が200勝を超えた。3位は145勝の別府真司調教師(高知)だった。

(地方競馬全国協会のリリースによる)



●● 吉井友彦騎手(笠松)、地方競馬通算500勝を達成 ●●

 吉井友彦騎手(笠松)が、12月30日(火)の笠松競馬10レースをマルヨバナーヌに騎乗して勝ち、地方競馬通算500勝を達成した。
 吉井騎手は1983年生まれの京都府出身。通算4769戦目の500勝達成となった。
 吉井騎手のコメント「(500勝達成の)メモリアルが初めてのSPI(笠松の重賞では最高格のレース)っていうのが、自分でも"もってるな"と思いました。今年に入ってから、一年で400勝・500勝のメモリアルを2回もできると思わなかったから、凄く速いペースで達成できて嬉しいです。それも全て関係者の皆様のおかげだということを忘れずに、また来年も、これからも頑張っていきたいと思います」
(笠松競馬のリリースによる)



●● 内田勝義調教師(川崎)、通算900勝達成 ●●

 1月2日(金)の川崎競馬11レースでマンボダンサーが優勝し、内田勝義調教師(川崎)が通算900勝を達成した。
 内田調教師は1987年に調教師としてデビュー、6708戦目の記録達成となった。これまで重賞は15勝を挙げている。
(川崎競馬のホームページによる)



●● 鈴木麻優騎手(岩手)、特別レース初勝利 ●●

 1月3日(土)の水沢競馬9レース「初夢賞(B2級)」でヤマニンネレイスが勝ち、デビュー2年目を迎えた女性ジョッキー・鈴木麻優騎手が初めての特別レース勝利を飾った。
 鈴木麻優騎手のコメント「特別競走なのは意識していましたが、まさか勝つとは思わなかったのでビックリしました。贈呈式も出たことがなかったので進行がよく分からず緊張しました。前回、ヤマニンネレイスに騎乗したとき掛かって失敗したので、今回は馬のペースを大事にして逃げの手に出ました。先生(伊藤和調教師)もよろこんでいたので、とてもうれしかった。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」
(岩手競馬のリリースによる)