12月11日(木)「東京大賞典(大井)にアメリカのソイフェットが選出」ほか [全国競馬情報]
2014/12/11(木) 20:20
○東京大賞典(大井)にアメリカのソイフェットが選出

29日(月)大井競馬場で行われるダートグレード競走、第60回東京大賞典(GI)に予備申込があった外国馬のうち、アメリカのソイフェット(Soi Phet)が選定された。ソイフェットが東京大賞典に出走すれば、海外馬の出走はレース史上初めてとなる(大井競馬で行われる重賞競走への海外馬の出走は、2011年サンタアニタトロフィーに出走したレッドアラートデイ以来2頭目)。なおソイフェット以外の予備申込馬18頭については、関係者から出走を辞退する連絡があった。

ソイフェットはTizbud産駒のセン6歳、アメリカで31戦8勝の成績を残している。管理するレナード・パウエル調教師は以下の通りコメントを発表した。

〔東京大賞典への出走理由〕
「まずは、大井競馬場関係者の皆様に、今回の東京大賞典にソイフェットを選定していただいたことに感謝しております。
 彼は新しい挑戦を好む馬で、様々なレースで我々の期待を大きく上回る活躍を見せています。彼は輸送も苦にしないですし、今回のような出走に際して、自身をそれにふさわしい挑戦者の気概に持っていける素晴らしいメンタリティがあります。
 私自身、これから行われるレースに対して、また日本の生産界に対して大きな尊敬の念を抱いています。今回の出走ならびに遠征を成功させることに対して、私たちは大きな希望を持っておりますし、またこの機会がサンタアニタ競馬場・大井競馬場間の交流において新たなきっかけとなることを願っています」

〔日本の競馬ファンの皆様へ〕
「ソイフェットは6歳になりますが、私の厩舎に来たのは約1年半前からです。その後4連勝を達成するなど、彼は私たちの期待に応えてくれました。ブリーダーズカップ・クラシック前哨戦のG1、オーサムアゲインステークスにも3着に入線。そのレースに優勝したムーチョマッチョマンは、後にBCクラシックを優勝しています。
 冬場の休養を明けてから、馬が元の状態に戻るまで数戦を要しましたが、その後3勝し、同時に2つのコースレコードを更新しました。
 ソイフェットは速いペースを好む馬であり、またレース中は勝つための闘争心と意思を表に出して頑張ってくれる馬です。彼は非常にいい性格をしていて、自分が勝ってウィナーズサークルで賞嘆されることが嬉しく、またそれをわかっている馬です。私たちも彼のことを大変誇りに思っています。
 我々が愛しているように、ソイフェットが日本のファンの皆様からも愛され、また応援して頂ければ、これ以上の喜びはありません」

また東京大賞典に出走する、地方競馬所属の選定馬9頭も同時に発表された。(サミットストーン、ハブアストロール以外は騎乗騎手未定)

カリバーン(せん7 大井・藤田輝信厩舎)
グランディオーソ(牡5 大井・藤田輝信厩舎)
サミットストーン(牡6 船橋・矢野義幸厩舎) 石崎駿
タッチデュール(牝5 笠松・笹野博司厩舎)
ツルオカオウジ(牡7 大井・久保與造厩舎)
トーセンアレス(牡7 浦和・小久保智厩舎)
ハッピースプリント(牡3 大井・森下淳平厩舎)
ハブアストロール(牡4 大井・森下淳平厩舎) 左海誠二
ユーロビート(せん5 大井・渡辺和雄厩舎)

(TCK特別区競馬組合のリリースによる)


○第23回ゴールデンジョッキーカップ(園田)は佐賀の山口勲騎手が初優勝

11日(木)園田競馬場では通算2000勝以上を挙げたジョッキーが一同に会して腕を競うゴールデンジョッキーカップ3競走が行われ、山口勲騎手(佐賀)が初優勝した。

このシリーズは3レースの着順に応じたポイントで競うもの。JRAから3人、地方競馬は9人の12人が出場。12人の通算勝ち星の合計は42,000勝余りという名ジョッキー達が腕を競った。

第1戦ファイティングジョッキー賞(1230m)は村上忍騎手(岩手)騎乗のブロンズテーラーが逃げて7馬身突き放す圧勝。2着は山口勲騎手のデンコウガイア、3着は向山牧騎手(笠松)が騎乗したプロセキュージョンだった。

第2戦エキサイティングジョッキー賞(1400m)は3頭がゴール前びっしり競り合い、赤岡修次騎手(高知)騎乗のオシャレレディがハナ、ハナの大接戦を制して勝利。2着に戸崎圭太騎手(JRA)のジャンピングタワー、3着は内田博幸騎手(JRA)のサンマリノハーバー。

第3戦チャンピオンジョッキー賞(1870m)は的場文男騎手(大井)が騎乗したエーシンオマーンが、ここも逃げ切りの勝利。2着ジーエスマルコには岩田康誠騎手(JRA)、3着ダイシンウィンには山口勲騎手が騎乗していた。

この3戦の結果、第1戦2着・第2戦6着・第3戦3着の山口勲騎手と第1戦5着・第2戦2着・第3戦5着の戸崎圭太騎手が35ポイントで並び、規定により第3戦の着順が上位だった山口勲騎手が優勝を果たした。各騎手の順位は以下の通り。

1位 山口勲(佐賀) 35p
2位 戸崎圭太(JRA) 35p
3位 的場文男(大井) 33p
4位 赤岡修次(高知) 33p ※3位と4位も規定により決定
5位 岩田康誠(JRA) 31p
6位 村上忍(岩手) 28p
7位 向山牧(笠松) 26p
8位 岡部誠(愛知) 19p
9位 木村健(兵庫) 18p
10位 内田博幸(JRA) 17p
11位 川原正一(兵庫) 9p
12位 田中学(兵庫) 7p

なお、ゴールデンジョッキーカップ3競走の本場馬入場時に、現調教師で騎手時代に兵庫で2000勝以上を挙げた田中道夫調教師(3164勝)、寺嶋正勝調教師(2457勝)、平松徳彦調教師(2578勝)が当時の勝負服を纏って誘導馬に騎乗、ファンを沸かせた。

(そのだけいば公式サイトによる)


○ゴールドカップ(浦和)はリアライズリンクスが逃げ切る

11日(木)、浦和競馬場(曇 稍重)では第52回ゴールドカップ(1500m)が行われ、出走馬唯一の地元浦和所属馬リアライズリンクスが逃げ切り、1番人気に応えて重賞初制覇を果たした。

リアライズリンクスが逃げ、3番人気ソルテが2番手。この先行2頭の決着で、直線半ばで突き放したリアライズリンクスが2キロの斤量差も活かし、ゴール前で再び詰め寄ったソルテをアタマ差振り切った。勝ちタイム1分34秒5、勝利騎手は左海誠二(船橋)。3着は後方から追い込んだ8番人気ケイアイヘルメス。2番人気セイントメモリーは3番手から後退し8着に終わった。

リアライズリンクスは父ダイタクリーヴァ、母ブライティアイブン(母の父マイネルラヴ)、牡4歳栗毛馬。浦和・小久保智厩舎の管理馬。このレースまで5連勝と勢いに乗っての重賞挑戦で、6連勝目が重賞タイトルとなった。通算成績は16戦10勝。


○工藤篤騎手(ばんえい)が地方競馬通算1000勝達成

8日(月)の帯広競馬第8レースでキタノオーロラが勝ち、騎乗した工藤篤騎手(西邑春夫厩舎)は地方競馬通算1000勝を達成した。

工藤騎手は1970年青森県弘前市生まれの44歳。1992年4月18日に初騎乗(ナオスタカラ)、同年5月24日に初勝利(コーネルトップ)。通算1万309戦目での1000勝達成となった。重賞はこれまで、カネサリュウとのコンビで2007年のホクレン賞とイレネー記念を勝っている。

工藤篤騎手のコメント
「なんとか1000勝達成できました。うれしいです。厩舎関係者や、ばんえい関係者の協力、そしてファンの皆様の支えでここまでこれたのだと思います。これからも精一杯頑張ります。応援宜しくお願いいたします」

(地方競馬全国協会公式サイト、ばんえい十勝公式サイトによる)


○楢崎功祐騎手(大井)が地方競馬通算1000勝達成

11日(木)の浦和競馬2レースでユーアレディが勝ち、騎乗した楢崎功祐騎手(大井・三坂盛雄厩舎)が地方競馬通算1000勝を達成した。

楢崎騎手は1982年広島県生まれの32歳。1999年10月23日に福山競馬で初騎乗(トライバルラブ・4着)、同年11月1日の福山4レースでプレジャーに騎乗し初勝利を挙げた。2013年4月、福山競馬の廃止に伴い大井競馬に移籍し、9337戦目での1000勝達成となった。

(TCK特別区競馬組合のリリース、地方競馬全国協会公式サイトによる)


○山本聡哉騎手が骨折

6日(土)の水沢競馬6レースでリコーココヘッドに騎乗した山本聡哉騎手は入線後に落馬し、負傷した。

診断の結果は胸椎錘体骨折、肋骨骨折で、治療を要するとのこと。

(岩手県競馬組合のリリースによる)


○川崎競馬場、本馬場の砂を全面入れ替え

川崎競馬では施設整備の一環として、本馬場の砂の全面入れ替えを行った。これまでは青森県六ケ所村出戸と野辺地町の海砂を使用していたが、青森県東通村尻労の海砂と入れ替えた。砂厚は従来通り8.5cmとなっている。

今月15日からの開催では、入れ替えた新しい砂の馬場でレースが行われる。

(神奈川県川崎競馬組合のリリースによる)

ちなみに大井競馬場でも本馬場クッション砂を12月7日から順次、青森県東通村尻労の海砂に入れ替えることにしている。


○各地の主な2歳戦結果

・浦和(9日 晴 稍重)
8レースの新風特別(1600m)は大井のコスモグリズリーが2番手から抜け出して通算4勝目をマーク。勝ちタイム1分45秒6。ロージズインメイ産駒、宗形竹見厩舎。9戦4勝。

・園田(11日)
7レースのJRA認定アッパートライ(1700m)は地元の期待馬トーコーヴィーナスが勝利。57キロを背負いながら、2番手から4コーナー先頭、直線の競り合いを制した。勝ちタイム1分52秒2。クロフネ産駒、吉行龍穂厩舎。通算7戦6勝、黒星は前走の兵庫ジュニアGP7着のみ。


○交流競走の結果

・浦和(10日 曇 稍重)
第9レースのマルチウイン特別(1400m)は地元浦和のトーセンブリッツが一気の追い上げで3馬身差快勝。勝ちタイム1分28秒6。小久保智厩舎。通算31戦8勝、うち地方で10戦6勝。

・金沢(9日 曇 不良)
10レースの加賀友禅賞(1500m)は8番人気マルカロゼッタがハナ差の接戦を制してデビュー戦以来の勝利。勝ちタイム1分36秒3。JRA栗東・今野貞一厩舎。10戦2勝。