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 11日(日)、香港のシャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(G1・芝2400m)は、日本から参戦したサトノクラウン(ジョアン・モレイラ騎手騎乗)がゴール前で1番人気のハイランドリールを差し切って勝った。勝ちタイムは2分26秒22。1/2馬身差の2着にハイランドリール、3着にワンフットインヘヴンが入った。そのほかの日本勢はヌーヴォレコルトが4着、スマートレイアーが5着だった。

 勝ったサトノクラウンは父マルジュ、母ジョコンダIIという血統の4歳牡馬。G1は初制覇となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 サトノクラウン
(堀宣行調教師)
「今回の挑戦は馬の状態を見て天皇賞(秋)の後から決めていました。馬が非常に良く頑張ってくれましたし、騎手もうまく騎乗してくれました。一時は調子を落としていた馬を立て直してくれたスタッフにも感謝します。まだまだ可能性のある馬なので今後はこれから考えていきたいと思います」

(J.モレイラ騎手)
「レースの前は大きなチャンスがあると思っていて、その通りうまくいきました。序盤はシルバーウェーヴを追いかけたことで、うまく進路が開き、走り抜けることができました。直線入り口では多くの馬が前にいましたが、先頭に立てる自信は常にありました」

4着 ヌーヴォレコルト
(斎藤誠調教師)
「外枠でイメージしていたような展開になりました。馬の後ろに入れて力を溜めるのは作戦のひとつとしてありましたが、少し位置取りが厳しかったかもしれません。直線割ってこようとした際も進路がありませんでした。馬は怪我なく戻ってきましたし、まだまだ走る気満々です。良いレースだったと思います」

(岩田康誠騎手)
「状態は良かったのですが、外枠で内になかなかもぐりこめませんでした。最後の直線は最後方から盛り返してくれただけに悔しいです」

5着 スマートレイアー
(大久保龍志調教師)
「状態は良かったです。着順は人気より上にきましたし、内容も悪くなかったと思います。初めての距離で難しいところもありましたが、良いパフォーマンスだったと思います」

(武豊騎手)
「2400mはベストの距離ではありませんでしたが、頑張りました。馬の状態は非常に良かったです。シャティン競馬場の馬場は合いますね。またこの場に戻ってきたいです」

(JRA発表による)

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