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園田競馬場(晴、良馬場)で2日、第60回六甲盃(2400メートル戦)が行われ、1.7倍の1番人気だったジンギ(兵庫・橋本忠明厩舎)が、逃げたタイサイ(大井)の直後2番手を追走、直線半ばで抜け出して快勝。前年2着の雪辱を果たし、重賞11勝目を飾った。勝ちタイムは2分39秒7。田中学騎手の騎乗だった。

逃げた6番人気のタイサイ(大井)が2着、最後方から追い上げた4番人気のマンガン(川崎)が3着に食い込んだ。

ジンギは父ロードカナロア、母ロイヤルインパクト(母父ディープインパクト)の牡6歳・鹿毛馬。通算30戦19勝、重賞11勝目となった。

【レース後のコメント】

1着 ジンギ(田中学騎手)
「今日は珍しく出負けしました。タイミングが少しズレました。スタートセンスが良いのでカバーしてくれましたが、それが誤算でした。自分で行く気になっていて、ペースは楽だったのですが、追い出してから半分ハミを取らないままですね。バテる馬では無いのですが、2400メートルがポイントでした。厳しいかと思いましたが、今日はそれをクリアしてくれました。最後はもう一度伸びると信じていました」

2着 タイサイ(石崎駿騎手)
「(最後の)4コーナーではいけたかなと思いましたが、相手が一枚上でした。最後は(内外で馬体を)離されたので併せる形だったら、もう少し対抗出来たと思います。その点が響きましたね。この馬としては良い走りでレース内容には満足しています」

3着 マンガン(大山真吾騎手)
「休み明け、久々のレースということを考えたら、力があると感じました。追走で反応が鈍いところはありましたが、仕掛けてからの脚はさすがでした」

4着 メイプルブラザー(永井孝典騎手)
「思った以上に良い感じで運べました。2周目はフワッとする面を見せましたが、想定内でした。ペースは馬なりで行けたので良かったです」

5着 トーセンブル(杉浦健太騎手)
「良いポジションで運べたと思いましたが、ペースが上がって行くところで少しもたつきました。早めから動いていきたかったのですが......。でも、操縦性が良いので、長距離が向いているのでしょうね」

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