11月20日(木)「浦和記念(浦和)はサミットストーン勝利、上位を地方勢が独占」ほか [全国競馬情報]
2014/11/20(木) 16:43
☆浦和記念(浦和)はサミットストーン勝利、上位を地方勢が独占

浦和競馬場(晴 良)で行われたダートグレード競走、第35回浦和記念(JpnII ダート2000m)は船橋所属の3番人気サミットストーンがゴール寸前で差し切り勝利を挙げた。

1番人気となったJRAエーシンモアオバーが先手を取り、1周目のスタンド前では大井のグランディオーソが2番手、船橋のサミットストーンが3番手となり、その後に昨年の勝ち馬であるJRAランフォルセとJRAグランドシチーが続き、2番人気のJRAシビルウォーは後方の8番手となった。2周め3コーナーでグランディオーソがエーシンモアオバーを交わし先頭に立ち、中団にいた浦和のトーセンアレスがこれを追い、2頭が競り合うようにして抜けて最後の直線に向いた。この2頭で決まるかと思われたところに内ラチ沿いをサミットストーンが追い込み、外の2頭をゴール寸前で捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分7秒8。勝利騎手は船橋・石崎駿。

2着はアタマ差でグランディオーソ、クビ差でトーセンアレスが3着。その後3馬身差でシビルウォーが4着となり、5着グランドシチー、6着ランフォルセ。エーシンモアオバーは9着に終わった。

サミットストーンは父ロージズインメイ、母タイキアプローズ(母の父デヴィルズバッグ)、牡6歳鹿毛馬。船橋・矢野義幸厩舎の管理馬。中央競馬で27戦4勝という成績を残して金沢競馬に移籍し、重賞を4勝して交流重賞の白山大賞典でも健闘した。今年から南関東に活躍の場を移し、5月の大井記念に続く重賞制覇となった。通算成績は45戦14勝。

レース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着 サミットストーン 石崎駿騎手
「状態が良くて、いい走りが出来ると思っていましたが、期待以上の走りでした。スタートが課題でしたが、無事にクリアしてくれました。エーシンモアオバーが行くと思っていたので、それを見ながらレースをしようと思い、道中はいいポジションにつけられました。しかし、思っていた以上にエーシンモアオバーが止まって前が壁になって詰まってしまいました。浦和の直線が短いので届くか心配でしたが必死に追いました。ゴールの瞬間は勝ったのかどうか分かりませんでしたが、馬が強かったです。馬に勝たせてもらいました。私としても勝てて一つ自信になりました。もう一つ大きな舞台でもいい走りが出来るようにこれからも頑張りたいと思います」

矢野義幸調教師
「ゴールでは負けたと思いました。4コーナーでは離されすぎだと思いましたが、いい脚で追い込んでくれました。馬は遠征の疲れも見せずに元気でした。バテずにしぶといところがこの馬の強みです。強い馬ですが、暮れにもう一度頑張らないといけないですね。」

2着 グランディオーソ 御神本訓史騎手
「勝ったと思いましたが、あれで差されたら仕方がありません。今日はゲートを出てくれて、完璧に乗りました。馬の状態も完璧でした。しかし、勝った馬が強かったです」

3着 トーセンアレス 張田京騎手
「もう一息でした。前を交わせると思ったのですが、何で後ろの馬に交わされてしまいますかね。自分の競馬は出来ました」

4着 シビルウォー 岩田康誠騎手
「パサパサのダートでうまくつかめませんでした。上滑りしていた感じです。2コーナーからふんではいったのですが、進んで行きませんでした。走りきれていない感じです。次の名古屋グランプリで巻き返したいです」

5着 グランドシチー 左海誠二騎手
「力はありますが、体が重いので勝負どころでついていけませんでした。モタれる面があるということでしたが、真っ直ぐ走れて乗りやすかったです」

9着 エーシンモアオバー 戸崎圭太騎手
「向正面から手ごたえがあやしくなりました。早く交わされたくなかったので、自分からさらに行ったのですが、もう手ごたえがありませんでした。理由は分かりません」

(取材:米田元気・山本直)


☆2015年ダートグレード競走の日程と格付けが決まる

地方競馬全国協会は、2015年のダートグレード競走(中央・地方)について、日本グレード格付け管理委員会において格付けが承認され、競走の日程等が決まったと発表した。なお地方競馬のみ、2016年1月から3月までの競走についても併せて格付けが承認されている。

2015年は2014年と同様、55競走がダートグレード競走として実施される。地方競馬の競馬場で持ち回り開催されるJBC競走は、2015年は11月3日(祝・火)に大井競馬場で行われる。

(地方競馬全国協会のリリースによる)


☆平成27年度の南関東地方競馬開催日割が決定 船橋ナイターは6月15日から

平成27(2015)年度の南関東地方競馬開催日割と重賞競走日程が発表された。

総開催日数は264日で、平成26年度に比べて5日減。内訳は大井が4日減、浦和が1日減で川崎と船橋は変わらない。

大井のトゥインクルレースは11月3日と12月23日を除く、4月~12月25日と3月14日~18日。川崎のスパーキングナイターは4月~12月17日と3月28~31日。また、来年から始まる船橋ナイター開催は、7月20日を除く6月15日~12月11日に開催される予定。

重賞競走では、優駿スプリント(大井)がSIIIからSIIへと格上げされたほか、しらさぎ賞(浦和)が地方交流重賞となり、出走条件が4歳以上と変更された。

(南関東地方競馬連絡調整会議のリリースによる)


☆阪野学騎手(北海道)が名古屋競馬場で期間限定騎乗

阪野学騎手(北海道・田中正二厩舎)が12月1日(月)から来年1月31日(金)まで、名古屋競馬場で期間限定騎乗をすることになった。所属先は井上哲厩舎。阪野騎手は08年に名古屋で騎手デビューしていて、今年1月に北海道に移籍。当初の所属先である井上哲厩舎所属で、移籍後初の里帰り騎乗となる。

(名古屋けいば公式サイトによる)


☆各地の主な2歳戦

・金沢(18日 曇 不良)
10レースの石川門ジュニアカップ(金沢デビュー馬 ダート1500m)はエムザックサンダーが抜け出し5馬身差圧勝。勝ちタイム1分37秒7。メイショウボーラー産駒、加藤和義厩舎。6戦4勝。

・浦和(18日 晴 良)
6レースの新番特別(JRA認定 ダート1600m)はパーティメーカーが豪快に差し切って勝利。勝ちタイム1分45秒3。パイロ産駒、小久保智厩舎。8戦3勝。

・名古屋(20日 曇 良)
10レースのセレクトゴールド4(JRA認定認定 ダート1400m)はブラックスキャットが1分30秒8で勝利。トーホウエンペラー産駒、原口次夫厩舎。6戦3勝。


☆指定交流競走の結果

・浦和(18日 晴 良)
9レースのマルチフェア特別(ダート1400m)は地元浦和のケイティードラゴンが4馬身差の逃げ切り。勝ちタイム1分28秒3。本間光雄厩舎。23戦8勝。

・名古屋(20日 曇 良)
9レースの名古屋チャレンジカップサテュロス賞(ダート1400m)は後方から長く脚を使ったJRAワンダーアベニールが差し切った。勝ちタイム1分29秒1。JRA栗東・小崎憲厩舎。9戦2勝。