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1月12日(月・祝)「全日本新人王争覇戦(高知)、黒澤愛斗騎手が制す」他 [全国競馬情報]

2009/01/12(月) 20:00

●●全日本新人王争覇戦(高知)、黒澤愛斗騎手が鮮やかな差し切り●●

 高知競馬場で行われたJRA・地方の若手ジョッキー12人が一発勝負で「新人王」の称号を目指す、第23回全日本新人王争覇戦(E2選抜馬・1400m)は、黒澤愛斗騎手(北海道)が騎乗した6番人気ケイエスブーケが勝った。ホッカイドウ競馬代表騎手の優勝はこれが6回目。

 リヴプルーフ(川崎・郷間勇太)が逃げて、サンライトオージャ(船橋・濱田達也騎乗)、ファレラート(浦和・國分祐仁)、マスヒミコ(佐賀・田中直人)が直後で好位グループを形成。1番人気のジニアビスティー(愛知・持原大志)は中団の前、ケイエスブーケは最後方でじっくりと脚をためる展開でレースが進んだ。直線ではファレラートとサンライトオージャが激しい叩き合いを見せたが、3コーナーから徐々に進出して大外に持ち出し、直線で一気に伸びたケイエスブーケがこれを鮮やかに差し切って先頭でゴールを駆け抜けた。2着は5番人気ファレラート、3着が1番人気ジニアビスティーだった。
 全馬の着順は以下の通り。

<第23回全日本新人王争覇戦 結果>
 1着 ケイエスブーケ    (北海道・黒澤愛斗)
 2着 ファレラート     (浦和・國分祐仁)
 3着 ジニアビスティー   (愛知・持原大志)
 4着 ケイエスラック    (大井・早田功駿)
 5着 サンライトオージャ  (船橋・濱田達也)
 6着 プッチーニ      (愛知・阪野学)
 7着 ニホンピロカフラー  (JRA・丸田恭介)
 8着 ガンファイター    (兵庫・瀬沢宙)
 9着 マスヒミコ      (佐賀・田中直人)
10着 リヴプルーフ     (川崎・郷間勇太)
11着 トウショウジェイド  (JRA・藤岡康太)
12着 スリーマインド    (船橋・川島正太郎)

<黒澤愛斗騎手のコメント>
「高知のコースは、外が有利と聞いていたので、外枠を引いたのは良かったですね。先行しようと思っていたんですが、位置取りは後ろに。ただ、3コーナーからエンジンが掛かり、直線に向いた時は勝てるかなと思いました。今年の最初の競馬で勝てて、幸先の良いスタートが切れたのは何よりです」

(ホッカイドウ競馬のオフィシャルウェブサイトなどによる)


●●トウケイニセイ記念(水沢)はアンダーボナンザ圧勝●●

 雪、不良馬場のコンディションで行われた重賞の第9回トウケイニセイ記念(1600m・1着賞金300万円・12頭)は、3コーナーで仕掛けて中団から2番手へ押し上げた断然人気アンダーボナンザ(菅原勲騎乗)が直線で前を行くオウシュウクラウンをかわすと、そのまま後続を引き離して5馬身差で圧勝した。2番人気オウシュウクラウンが粘って2着、3着は4番人気リュウノツバサだった。

 勝ったアンダーボナンザは父スキャン、母アンダーボナンザ(その父サンシャインボーイ)という血統の5歳牡馬で、村上昌幸調教師の管理馬。母のアンダーボナンザは1989年の東京大賞典2着馬スイフトセイダイのライバルとして戦った実績の持ち主で、1989年のひまわり賞を勝っており、母子2代にわたる岩手の重賞制覇を達成した。通算成績は31戦7勝で重賞は初制覇、菅原騎手はこのレース4度目の勝利を飾った。

<菅原勲騎手のコメント>
「初めて乗る馬でしたが、特に問題はないと聞いていたので心配はしていなかった。スタートが良くっていい位置を思ったより楽に取れて、向こう上面からはこの馬の力を信じて、早めに仕掛けました。自分の思った以上に強かったですね。今日はトウケイニセイも来ていたんでぜひ勝ちたいと思っていた。ここのところ重特を勝ってなかったのでね、ここで勝てていい締めくくりができたと思います」

(岩手競馬ウェブサイトによる)


●●ヒロインズカップ(ばんえい)はトカチプリティー連覇●●

 ばんえい帯広競馬場で行われた牝馬の重賞競走=第19回ヒロインズカップ(BG2・1着賞金80万円)は、2番人気のトカチプリティーが先に第2障害をクリアした3番人気エンジュオウカンを捉えて勝ち、このレース連覇を達成した。帯広記念を勝って1番人気に支持されたフクイズミは4着だった。
 トカチプリティーは父ハイセンプー、母キタノカゲヒメ(その父カゲオー)という血統の9歳牝馬。通算成績は176戦39勝で重賞はこれが5勝目。


●●主な3歳戦の結果●●

★名古屋競馬場で行われた3歳1組の特別戦=丹頂鶴特別(1600m・1着賞金45万円)は、3番手を追走した1番人気キングハーモニー(藤ケ崎一男厩舎、吉田稔騎乗)がメモリーチェンバー、ソリドールとの接戦をクビ差制して人気に応えた。父キングヘイロー、母エトワールパオラ(その父リズム)という血統の牡馬。通算成績は8戦3勝、北海道から愛知へ転入後は3戦してまだ敗れていない。


●●交流競走の結果●●

★高知競馬場で行われたJRA500万条件馬と高知B級選抜馬の交流戦=はりまや盃(1400m)は、10番人気のフラワーギフトが差し切り勝ちを収めて通算15勝目を挙げた。1番人気のイタリアンオリーブ(JRA)は3着に敗れて3連単は35万円を超える高配当となった。


●●現役最多勝馬モナクカバキチ、今年初戦は9着●●

 12日(月)の福山第9レース・広島県馬主会会長賞(B1・1800m)には、通算47勝を挙げているアラブの名馬モナクカバキチ(牡10歳)が出走。先手を奪う積極的なレースを見せたが4コーナーで失速、10頭中の9着に終わった。
 モナクカバキチは父ホマレブルショワ、母フジミネエリカ(その父アリラバット)という血統。2001年に福山でデビューし名古屋、荒尾を経て昨年9月に再び福山へ戻った。重賞も制する強豪として活躍したが、サラブレッド相手のレースに参戦するようになった昨年4月以降はまだ勝ち星を挙げられていない。
 ちなみに、地方競馬史上(NARが設立され、記録の統一が図られた1962年以降)でのサラブレッドの平地競走最多勝記録は、先日引退した高知のエスケープハッチが樹立した54勝。現役の競走馬に限れば、モナクカバキチが最多勝馬となっている。


(担当:大関隼)


 

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