この番組は「賢い患者」をテーマに、
患者を取り巻く事例を紹介しながら、
問題のポイントと考え方をお伝えしていきます。
9月22日の放送では、「セカンドオピニオン、受けるべき?」をテーマに
セカンドオピニオン外来とは何なのか、
利用する際の注意点などについてお話いただきました。
パーソナリティ:
認定NPO法人ささえあい医療人権センター COML理事長 山口育子
進行:
フリーアナウンサー 町亞聖
【内容】
●セカンドオピニオンとは→2人目の専門家の意見
●セカンドオピニオンの特徴
1,セカンドオピニオンのための紹介状と
検査データを持参(あるいは郵送)して受付。
2,セカンドオピニオンのための紹介状は、
診療情報提供料Ⅱとして500点(1点=10円→3割負担だと1,500円。
一般の紹介状は診療情報提供料Ⅰで250点)という保険点数が定められている。
3,セカンドオピニオン外来では、診察、検査、治療はおこなわない。
紹介状と検査データを見て意見を述べるのみ。
(サマリーという意見書を作成してくれる場合もある)
4,セカンドオピニオン外来の費用は病院独自に定められている(保険外)。
30分30,000円以上要する病院もあり、制限時間が過ぎると
追加料金も請求されることがある。
5,「診断がつくまでに紆余曲折あり他の医師でも同じ診断なのか知りたい」
「ファーストオピニオンで病気がわかったが、治療は別の医療機関で受けたい」といった種類の
セカンドオピニオンはセカンドオピニオン外来ではなく、
一般外来の初診を受診する必要がある。
詳しい内容は、ぜひ放送をお聴きください。
※当番組で取り上げている情報は収録時点のものになります。
最新の情報はご自身でお調べください。
番組はradiko以外にも、ポッドキャストでもお聴きいただけます。
次回は、10月27日(金)に放送予定です。